Amplitudeが社内全員に愛される内部AIツールを構築した方法(そしてあなたにもできる方法)
(youtube.com)- Moda は Amplitude の社内データを接続し、すばやく質問に答え、PRD のような成果物を生成する AI ツール
- 当初は少人数のみに共有されていたが、有用性が証明されると全社的に爆発的に広がった
- 小さなアイデアの断片をもとに、具体的で完成度の高い文書へ発展させるプロセスを自動化
- リリース前から従業員の期待と要望が殺到し、短期間で本番環境にデプロイされた
- データアクセス性と文書作成速度を飛躍的に向上させ、生産性に大きな変化をもたらした
Amplitudeの内部AIツール Moda の構築と活用戦略
- Amplitude の CTO Wade Chambers が社内で作成した AI ツールを、試験的に一部の同僚に見せた
- 反応は爆発的で、1週間で会社全体が使い始めた
- 既存の課題: 社内データにアクセスし、必要な資料を探して文書に整理するまでに時間がかかっていた
- 目標: 誰でも自然言語で質問すれば、データに基づく回答とともに完成度の高い文書を生成できるようにすること
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主な機能
- データアクセスの自動化: 社内リポジトリ、ログ、分析データをリアルタイムで検索可能
- 文書生成: PRD、分析レポートなどさまざまな文書を AI がドラフトとして自動作成
- アイデア拡張: 1行のメモや大まかなアイデアをもとに、具体的な文書へ拡張
- 即時デプロイ: 開発段階ですでに高い需要が確認されたため、迅速に本番へデプロイ
重要ポイントの整理
1. 3〜4週間の空き時間で強力な内部AIツールを構築
- 通常業務外の空き時間を活用し、3〜4週間で内部 AI ツール Moda を開発
- 初期目標: 社内データを迅速に検索し、PRD のような文書を 自動生成 する機能の実装
- アプローチ: 完璧な製品よりも 動くプロトタイプ を素早く作り、実際の問題解決に焦点を当てた
- 開発過程ではデータアクセス API と社内ナレッジベースを接続し、質問 → データ収集 → 文書生成 の全工程を自動化
2. ソーシャルエンジニアリングでわずか1週間で全社に拡大
- CTO Wade Chambers が一部の同僚にデモを実施 → 即座に好反応と口コミが発生
- 意図的に 「選ばれた少人数グループ」 にだけ先に共有し、初期の熱狂を生み、それを周囲へ広げた
- 「これ、いつ使えるんですか?」という要望が爆発的に増え、正式リリース前から全社利用の準備が整った
- 迅速な導入のため、複雑な承認プロセスを最小限に抑え、即時デプロイ 戦略を採用
3. AIベースの顧客フィードバック分析と主要テーマの把握
- プロダクトマネージャーが Moda を使って 複数のデータソース(サポートチケット、アンケート、NPS、ソーシャルメディアなど)から顧客フィードバックを収集
- AI が 自動でフィードバックを分類 し、繰り返し現れる主要テーマを要約
- それをもとに 製品改善の優先順位 と 顧客要望分析レポート を迅速に生成
- 手動分析と比べて、時間と人的リソースの削減効果が大きい
4. 調査・PRD・プロトタイプ作成を単一会議に圧縮
- 従来のワークフロー: リサーチ → アイデア会議 → PRD 作成 → プロトタイプ作成(数週間を要する)
- Moda を活用すると、1回の会議で:
- アイデア入力 → 関連データ・事例を検索
- AI が PRD のドラフトを生成
- AI の支援により プロトタイプ設計 まで進行
- 会議終了時点で、すでに実行可能な 具体的計画 と 試作品 を確保できる
5. 役割交換の演習で部門間の共感と流暢さを向上
- プロダクト、デザイン、エンジニアリングの各チームが 互いの役割を AI ツールでシミュレーション
- 例: エンジニアが AI を通じてデザイン提案を生成し、デザイナーが AI で技術的制約を考慮
- 役割転換の体験が 部門間の言語と視点への理解 を深め、コラボレーション効率を改善
- AI が複雑な専門知識をすばやく翻訳・要約してくれるため、参入障壁が低くなる
6. エンジニアリングチームの技術的負債の解消を支援
- Moda が 既存コードベースの分析 と 文書化作業 を自動化し、負債の把握を加速
- 古いシステムで発生する問題を AI が優先順位ごとに整理し、リファクタリング提案まで提供
- 技術的負債の解消計画を データに基づいて 提示するため、管理側と開発側の合意形成がしやすくなる
- 反復的な保守とリスク管理の作業が 予測可能 かつ 体系的 に進められる
2件のコメント
余暇時間を使って作ったというのが悪い前例として残らないか心配ですね。
なぜ社内ツールはいつも、誰かが旗を振って自分の余暇時間を使って作らなければならないのでしょうか……
「AmplitudeのCTOであるWade Chambersが社内で作成したAIツールを、一部の同僚に試験的に見せた」
ハ・ヨンホさんの発表資料で言及されていたNAVERの記事もそうですが、AI TransformationもC-levelに意思や目標があってこそ、全社的にうまく広がるようです。