3 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-10-12 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • Microsoft OneDrive が一部のプレビュー利用者を対象に 顔認識AI 機能をテスト中
  • 利用者はこの機能を 年3回しか無効化できない という制限がある
  • 実際に機能をオフにしようとしても、繰り返し エラーメッセージ が表示されるとの報告あり
  • Microsoft はこれについて明確な 回答を避け、追加情報も提供していない
  • プライバシー専門家 は、年間制限ではなく利用者が いつでも設定変更できるべきだ と懸念を示している

マイクロソフト、OneDriveの顔認識AI機能と設定制限をめぐる論争

主な内容と状況の紹介

  • 携帯電話から写真を Microsoft OneDrive アプリにアップロードすると、「プライバシーとアクセス許可」 メニューで AIが写真内の顔を認識する機能 に関する案内が表示される
  • この案内には、この機能を 「年3回」しか無効化できない という制限文言が含まれている
  • 利用者がスライドバーを「いいえ」に動かそうとすると元に戻り、設定変更の失敗エラーメッセージ が繰り返し表示される現象が確認されている
  • この機能は現在、一部の限られた利用者にのみ プレビュー(Preview) として公開されており、Microsoft では利用者が自ら申請していなくてもこのプレビュー機能が適用される可能性がある

Microsoft の公式案内と情報の不一致

  • 'Microsoft Privacy Statement' リンクおよび関連サポートページには「この機能は近日提供予定」という文言が案内されているが、同じページでは約2年間にわたり同じ状態が続いている
  • Slashdot が Microsoft の広報担当者に質問したが、年3回の無効化制限の理由や具体的な時期については 明確な回答を避けた
  • 無効化を試みた際に繰り返しエラーが発生する現象について、Microsoft は直接的な説明の代わりに 利用者環境の調査 のため連絡してほしいと求めた
  • Slashdot の「まだ機能は未リリースの状態なのか」という質問に対しては、既存の OneDrive プラットフォームの プライバシー順守 方針と GDPR および EU データ境界規則を強調する一般論的な回答のみを示した

プライバシーポリシー論争と外部意見

  • 一部のプライバシー擁護者は、この機能は明確に オプトイン(Opt-in) 方式であるべきだと主張し、利用者が自らリスクと利点を認識したうえで 選択できるようにすべきだという見解 を示している
  • Microsoft は、OneDrive が Microsoft 365 と SharePoint のプライバシー設定を継承する と説明している
  • EFF のセキュリティ/プライバシー活動家 Thorin Klosowski は、個人情報設定の変更が年3回に制限されることについて 不便さと権利侵害 への懸念を提起している
  • 利用者はいつでも自分が望むタイミングでプライバシー設定を変更する必要が生じうるため、制限的な設定変更ポリシーでは不十分だという批判が出ている

総合まとめ

  • Microsoft OneDrive の 顔認識AI機能 は現在、一部利用者を対象に試験的に提供・テストされている
  • 機能の無効化には特定の年間制限(3回)が設けられており、利用者が実質的に設定を変更しにくいとの指摘がある
  • Microsoft はプライバシー関連の方針や規則を順守していると繰り返し説明しているが、実際の利用者の選択権の制限 が論争になっている
  • 業界の専門家は、このような プライバシーの中核機能における選択方式 と制限ポリシーの問題点を継続的に指摘している状況だ

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-10-12
Hacker Newsの意見
  • 「この設定をオフにできるのは年に3回だけ」という事実を見て衝撃を受けた。ユーザーがこの不合理な要求を受け入れるしかないと考えているMicrosoftの姿勢に怒りを覚える。こういう結果を強制するコードをわざわざ書かなければならないという事実すら理解できないほど、ユーザーを軽視しているように感じる。しかも自分にはまったく役に立たなそうな機能だ。自分の写真に写っている人が誰なのかはすでに分かっているのに、Microsoftがなぜそこまでこの情報を知りたがるのか疑問だ。プライバシー関連の法律はあまりにも立ち遅れていると思う。こうした行動を取る企業には強力な制裁が必要であり、Microsoftこそそうした天罰を受ける時期が来ている。議会がどう反応するのか、これから注意深く見守るつもりだ
    • 設定画面にその案内文が実際に書かれているのがあまりにも笑える。なぜよりによって3回なのかも気になる。あるプロダクトマネージャーが座って、どれだけばかげて見えるかを考え抜いた末に決めた数字のようだ
    • 実際のところ、ほとんどのユーザーはこのポリシーを実装するほうがより複雑だということすら分かっていない。ただMSの言うとおりに無批判に従い、デジタル世界をこれ以上理解しようとする試みさえ諦めてしまっている
    • 共有セッションや似たような状況で自分がオフにしていても、相手がオンにしていたら何の意味もないという点を、Microsoftはそれとなくごまかしているわけだ。こうして市民の行動が監視されるようになるのが、本当の意味での総体的透明性だ。ただし軍人や政治家は例外だ。むしろその側は技術を信頼していない
    • 「自分は写真の中の人を知っているのに、MSはなぜそんなに知りたがるのか?」という問いに対しては、フィルタリングにも使えるからではないかと推測する。たとえば「父と一緒に写っている自分の写真を全部探して」といった機能に活用できる
  • Microsoftが今や広告事業を主力として押し出していることがはっきり感じられる。プライバシーを侵害するやり方が、かつてのFacebookやGoogleに似てきている
    • 広告だけではない。もしICEのような政府機関がMicrosoftに対して、「Person X」の写真をアップロードしたアカウントを確認してほしいと要求したら、MSは断るだろうか。令状もなしに喜んで応じそうだ。広告収益のためというより、むしろ米国政府からの圧力があるからこうしているのではないか
  • Microsoftが質問に何ひとつ答えずに回避している様子を、みんな見ただろうか。いまだに20年前のままだ。それなのに、こういう会社をいまだに使わずに済ませられないのがあまりにも悲しい
    • 今の社会では、これがあまりにも当たり前になってしまった気がする。PRが責任より優先される。多くの記者やメディアも、ただの受け売りに近い。PRの立場を問題視したり解釈したりすると、偏っていると非難されるだけだ。ニュースで原文書や判決文へのリンクを載せるのが当然であるように、PRの回答も要点の要約やリンクだけ載せればいい。PR本文を、あたかも信頼できる記事の本体のように扱うべきではない
    • MSの回答はどれも曖昧に答えを避けるものだが、それ自体がかえって多くを物語っている
  • 「MicrosoftはGDPRを順守している」という立場表明は、まったく信用していない。法廷で会おう。メディア向け発表は、世論を静めるための手段にすぎない
  • 本当に奇妙な動きだ。数年前にWindowsから離れて本当によかった。たまにMS製品(Xboxなど)を使うたび、通知の嵐やアクセス権チェックなどで体験がひどく不快だ。以前はWindowsがGUIの利便性と高度な機能へのアクセス性を両立していたと思っていた。今のMSは、ユーザーをまるで従業員か家畜のように扱っている感じがする。昔のWindowsが恋しい
  • 自分の子ども時代にはMicrosoftの影響力があまりにも強かったので、自分の子どもたちは生涯でWindowsを直接使わない可能性がかなり高いと思う(就職したら別かもしれないが)
    • このリンク http://toastytech.com/evil/index.html を覚えているか? 90~2000年代のMicrosoft批判は本当にすごかった。OS/2、AmigaOS、NextStep、BeOS、各種UNIXが死につつある中でも、人々はMSから離れられなかった
  • EU経済が心配だったが、今回の件のあとでは、30年後の自分の孫の教育費はMicrosoftが払ってくれるだろうと思えて安心した
    • EUにはいろいろ穴も多いが、「このAI機能はこれからEU以外で先に提供されます」という文言を見るたび、本気でありがたい気持ちになる
  • Microsoftはここ数年で完全に変わってしまった。触れるものすべてを台無しにしている。なぜこうなったのか理解できない
    • MSは変わったことなどない。SatyaがCEOに就いてから、やたらと「新しいMicrosoft」だと開発者たちが大騒ぎしていた。この会社は一貫して、自分たちの権力独占にしか焦点を当てていない冷酷な企業だ
    • 金と力のためだ。Prismスキャンダルで最初に名前が挙がったBigTech企業がどこだったのか、90年代に競合をどう押しのけたのかを思い出すべきだ
    • 今週だけでもMicrosoftからSkypeクレジットを更新しろという通知を何度も受け取った。見える行動のすべてが喜劇だ。大規模なセキュリティ事故、プライバシー欠陥だらけのAI、役に立たないOSアップデート、邪魔になりそうな要素は片っ端から買収するなど、古い戦略に頼るばかりだ。ちなみにSkypeの買収額は2011年時点で85億ドルで、現在価値では122億ドルだ
  • この機能をオフにすると、すべてのラベルが削除され、再びオンにすると写真を最初から再スキャンするという意味なのだろうか? コスト削減策なのか気になる
    • もしそうなら、逆に設定を年に3回しかオンにできないようにするほうが筋ではないか?
    • これはどこまでも利益のための措置だ
    • むしろ3回以上オフにしたら、再びオンにするのを防ぐべきだ
    • 「オフにするとラベルが全部消えるってこと?」という発想そのものがあまりにも面白かった。本当に奇抜だ
  • この問題を見て、iOSで写真スキャンをオフにできるのか調べてみたが、できなかった。興味深い