15 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-11-19 | 5件のコメント | WhatsAppで共有
  • エージェント中心のAIベース開発環境であり、複雑なソフトウェア作業を自律的に計画・実行できるGoogleの統合IDEプラットフォーム
  • Gemini 3モデルを基盤に、ブラウザ制御・非同期インタラクション・エージェント管理機能を組み合わせた複合的な開発ワークフローにより、次世代IDEの形を実現
  • 自然言語によるコード命令タブ補完コンテキスト認識型エージェントを提供し、開発効率を向上
  • エージェント活動のモニタリング検証結果の可視化フィードバック統合などにより、ユーザーがエージェントの作業を検証し協業できるため、信頼性と協業性を強化
  • ManagerEditorの2つのインターフェースを通じて同期・非同期作業を柔軟に切り替え、複数のエージェントを並列管理可能
  • 現在MacOS、Linux、Windowsで無料のパブリックプレビューとして提供され、Gemini 3、Claude Sonnet 4.5、GPT-OSSモデルを選択して利用可能

Google Antigravity 概要

  • Google AntigravityはAI IDE(Core)であり、開発者がコード作成と管理の過程でエージェント中心の自動化機能を活用できる環境を提供
    • 従来のIDEを超え、エージェントが自律的にソフトウェア開発の全工程を遂行できるよう設計
    • ブラウザ制御と非同期インタラクションをサポートし、ユーザーが直接介入しなくても複雑な作業を処理可能
    • タブ補完(tab autocompletion)自然言語によるコード命令(natural language code commands)、**コンテキスト認識型の構成可能エージェント(context-aware configurable agent)**機能を含む
  • ユーザーの信頼構築を目的に設計されており、大規模な企業コードベースで働く専門家から趣味の開発者までを対象としている
  • Antigravityは**パブリックプレビュー(public preview)**として無料提供され、Gemini 3 Proの利用にはゆとりあるレートリミットが用意されている

開発背景

  • Gemini 3クラスのモデルは、長時間の介入なしに複数の環境で継続的に作業を行える
  • これに伴い、ユーザーとエージェントの相互作用の方法は単一プロンプト中心から、より高次の抽象化レベルへと移行
  • Antigravityはこの変化に合わせて新しい製品インターフェースを提示

核心原則 (Core Tenets)

Antigravityは信頼(Trust)自律性(Autonomy)フィードバック(Feedback)、**自己改善(Self-improvement)**の4つの原則を中心に構成されている

  • 信頼 (Trust)

    • 既存製品は、すべてのエージェント動作を露出するか、結果だけを見せるかという両極端な構造になりがち
    • Antigravityは**作業単位(Task-level)**で文脈を提供し、**検証結果と成果物(Artifacts)**をあわせて提示
      • 成果物には作業リスト、実装計画、段階別説明、スクリーンショット、ブラウザ録画などが含まれる
      • ユーザーはこれにより、エージェントの思考過程と検証手順を確認可能
  • 自律性 (Autonomy)

    • エディタ、ターミナル、ブラウザ間の**同期されたエージェント制御(synchronized agentic control)**をサポート
    • 基本インターフェースは**AIベースIDE(Editor view)**で、タブ補完・インライン命令・サイドパネルのエージェント機能を含む
    • Gemini 3モデルを活用し、エージェントがコード作成・ローカル実行・ブラウザテストを自律的に実行
    • Manager viewでは複数のエージェントを並列管理し、非同期的インタラクションをサポート
      • 例: あるエージェントがバックグラウンド調査を行っている間、別の作業を前面で進められる
    • EditorとManagerの即時切り替えが可能なように設計されており、非同期開発の時代に最適化されている
  • フィードバック (Feedback)

    • リモート型エージェントの限界を補うため直感的なフィードバックシステムを導入
      • テキスト成果物にはGoogle Docsスタイルの注釈、視覚的成果物には選択・コメント機能を提供
      • フィードバックはエージェント実行中にも自動反映され、プロセスを中断しない
    • 多様なインターフェースと成果物全体にわたってフィードバックを直感的に統合し、これを通じてエージェントの作業を継続的に改善・調整
  • 自己改善 (Self-improvement)

    • Antigravityは学習を中核機能として内在化
      • エージェントのすべての行動はナレッジベースに保存・活用され、過去の作業から学習
      • コードスニペット、アーキテクチャ情報、作業手順など、明示的・抽象的知識の両方を蓄積
      • ユーザーはAgent Managerでこれらの知識項目を確認可能

開発者タイプ別の活用事例

  • Frontend Developer
    • ブラウザベースのエージェントを活用して反復作業を自動化し、UX開発効率を向上
  • Full Stack Developer
    • 完成度の高い成果物と包括的な検証テストを通じてプロダクションレベルのアプリケーション構築を支援
  • Enterprise Developer
    • Agent Managerを利用して複数ワークスペースのエージェントを調整し、**コンテキストスイッチング(context switching)**を減らして運用効率を向上

利用とアクセス

  • Google Antigravityは現在**無料のパブリックプレビュー(Public Preview)**として提供
    • MacOS、Linux、Windowsをサポート
    • Gemini 3、Claude Sonnet 4.5、GPT-OSSモデルを選択して使用可能
    • 無制限のタブ補完、無制限のコマンド要求、余裕のあるRate Limitを提供
  • 追加機能と事例は公式**ドキュメント(docs)およびユースケース(use cases)**ページで確認可能
  • 更新情報は**XLinkedInYouTube**の公式チャンネルを通じて継続的に発表予定
  • チーム/エンタープライズプランも公開予定

5件のコメント

 
yeorinhieut 2025-11-20

使ってみたら気に入りました

 
yeorinhieut 2025-11-21

ただし、利用量がかなり渋く、追加課金もできません

 
wedding 2025-11-20

最初の質問から「Agent execution terminated due to model provider overload. Please try again later.」というエラーを吐いていて、なんだか不安定な気がします。

 
anjwoc 2025-11-21

今は無料だからでしょう。
有料に切り替わったら、もっと安定化するでしょう

 
GN⁺ 2025-11-19
Hacker Newsの意見
  • かなり使ってみた。これは VS Code fork だった。UIに少しグリッチはあったが、使い勝手の一部はこちらの方が良かった。Cursorの不快な機能(例: コード変更のナビゲーション表示が消えない)は相変わらずイライラした。今回のデザインはもう少し 洗練されていて、くすみが少ない感じ だった。
    プロジェクト進行中だったが、Cursorの設定をそのまま持ってこられたので移行は簡単だった。まるでブラウザ戦争みたいだった。
    Gemini 3を使うにはこのIDEを使う必要があったので始めてみたが、速い一方で文脈をほとんど見ていないモデルのように感じた。プロンプト設計の問題 かもしれない。だが、自分から何かをやろうとする意思がなく、2.5のときのように少し覇気のない態度だった。
    それでもCursor Composerより賢く、しかも文脈依存が少ないモデルなので評価できる。Geminiには可能性がある。
    ただ、20分ほど使ったらクレジットが尽きた。支払いボタンもなく、別のモデルに切り替えろというメッセージが出るだけだった。
    IDEとLLMを一緒に使わせたいなら、実際に 有料で使える導線 を用意するべきだ。結局Cursorに戻ったが、そこにはGemini 3 Proがすでにあった。本物の開発者は役に立つものには金を払う用意がある。Googleには製品を出すたびに自分で失敗するような設定をしないでほしい

    • 自分も似た感じだった。最初のGemini 3プロンプトすら使う前にクレジットが切れた。アプリ内で支払う方法もなかった。gpt-oss:120b に切り替えると一部機能はうまく動き、ドキュメント注釈機能 はかなり良かった。だが、Google特有の「社内の人間しかテストしていない製品」という感じが強かった。
      後では出力の反復ループに陥った。Googleのアプリならこういうのは検出すべきではないかと思った。もうFAANGアプリのベータテストはやめたい。Codexに戻る
    • 今朝Gemini 3が自我を獲得して敵のインフラを破壊しようとしたが、クレジットが切れて止まった、という冗談を言いたい
    • 「VS Code fork」という言葉を見て、ブラウザ戦争はChromeが勝ったが、IDE戦争はMicrosoftが VSCodeで勝ちつつある のだと思った
    • Antigravityの発表を見た瞬間、「これは1年以内に死ぬプロジェクトだな」と思った。でも本当にリリース時点から 自爆モード に入っているようだ
    • 「20分の使用制限」って、Googleの株主たちがその20分にいくら使ったのか気になる。株価上昇分より多いかもしれない
  • 実際にダウンロードしてみたらVSCode forkで、Cursorとほとんど同じだった。対応モデルは次の通りだった

    • Gemini 3 Pro (High / Low)
    • Claude Sonnet 4.5 (Thinkingを含む)
    • GPT-OSS 120B (Medium)
    • ブログ記事のどこにもVSCodeベースだという言及がないのは驚きだった。Googleがこうして 出自を隠したままリリース するのは少し無礼だと感じた
    • なぜこうしたforkはEclipse Theiaをベースにしないのか気になる。もしかして ライセンスの問題 だろうか?
    • ClaudeとGPT-OSSが含まれているのは興味深い。どちらもGoogle Cloud上で動くので、Antigravityは外部API呼び出しの代わりに GCインフラを直接使っている ようだ
    • 自分でIDEを2つ作った立場からすると、VSCodeをforkするのはほぼ常に正しい選択だ。拡張性、馴染みやすさ、時間の節約 をすべて得られる。オープンソースコードを活用するのは業界の基本だ
    • VSCodeが結局Chromeの上で動いている点が面白い。Google-Microsoft-Googleの サンドイッチ構造
  • 「Congratulations, you have been elevated to manager to agents.」という文句を見て、まるで ジュニア開発者の代わりにLLMを管理するマネージャー になった気分だった

    • 「ジュニア開発者」という表現は便利だが正確ではない。コードは書けるが、記憶も、野心も、スタイルもない存在 を何と呼べばいいのかわからない。Drones? Drains?
    • うちの会社は出社を強制しているのに、誰も互いに会話しない。隣の席の人ともZoomで話している
    • 最初は冗談かと思ったが、実際の動画でその文句が出てくるのを見て驚いた
    • 「良い人たちと働かない」という言葉を見て、LLMは 親切すぎる という点を思い出した
    • 昔は「本物のエージェント」を作るのかと思って興奮したが、今の「AIエージェント」は結局 API呼び出しを10倍に増やすビジネスモデル だ。
      実際には生産性向上よりKPIのための無駄な呼び出しの方が多い。この流れは 基盤モデルの限界 を隠す手段になっている。結局またコードを理解できる人間が必要になるだろう
  • 2020年には毎日のように新しいJSフレームワークが、2024年には毎日のように新しいChrome forkブラウザが、2025年には毎日のように新しい AI IDE VSCode fork が出てきそうだ

    • 2020年、2024年、2025年はどれも Electron forkの年 だった
    • なぜGoogleはFlutterやCompose Multiplatformのような 自前のGUIスタック を使わないのか疑問だ。本当の革新はZedだけのように見える
    • VSCode forkではなく 拡張機能として実装 できないのだろうか?
    • MicrosoftがCopilot関連機能を拡張機能から塞いでいるので、forkが避けられない と聞いた
    • いっそVSCode forkのどれかが 共通インターフェースだけを公開する版 を作ってくれたらいいのに。そうすればMicrosoftも態度を変えざるを得ないだろう
  • ブログ記事全体がユーザーよりGoogle中心に書かれていた。「Why We Built Antigravity」って、なぜ自分がそれを気にしなければならないのかわからない

    • ユーザーの立場では気にする理由はない。投資家向けのショーケース にすぎず、私の予想では来年には終了する
    • Google AI Studio、Vertex、Gemini Chatを使ってきた立場からすると、Antigravityまで出てきて 製品スプロール が深刻だと感じる。PMたちが集まってコーヒーでも飲みながら整理する必要がある
    • Googleは「これがGoogleにとってなぜ良いか」しか語らず、「ユーザーにとってなぜ良いか」を説明しない。価値の伝え方の向きが逆
    • 実際には製品紹介はGoogleでもユーザーでもなく、製品そのもの に焦点を当てるべきだ。機能を見せて、判断はユーザーに委ねればよい
    • ページ全体がApple風の 企業向けセールスページ のように見える。開発者に強制導入しようとしている感じだ
  • 価格ページには「寛大な無料プラン」と書かれていたが、HTMLファイル1つをJinjaテンプレートに変えようとしただけで2分もしないうちに quota limit exceeded エラーが出た

    • 今はモデルが過負荷状態でまともに動いていないようだ
    • HTMLファイルをコンテキストに入れると トークン使用量の急増 が原因である可能性が高い
    • Jevons paradox のように、無料で開放されると皆が残さず使い切ってしまう。OpenRouterの無料ティアでも同じ現象があった
    • 自分も簡単なiOSアプリを作ろうとして クレジットを使い切った。ファイルは数個しかなかったのにそうなった
    • Gemini CLIでも同じ経験をした
  • 「エージェントスパム」が疲れすぎる。もう ただコーディングしたいだけ だ。まだ引退するには早いし、新しい技術にワクワクするには遅すぎる時期のように感じる

    • 自分も完全に同感だ。実際、自分の専門ドメインではAIなしでコーディングした方がずっと速い。AIは 微妙なバグ を作るし、文脈の説明に時間を無駄にする。
      それでもLLMと実装アイデアを議論したり、テストコードやスクリプト を素早く生成したりするときは本当に役立つ。こういう部分はプログラミングの楽しさを取り戻してくれる
    • 以前の技術ブームはそれなりに面白かったが、今回のAIの流れは少し ディストピア的 だ。私たちの知識や文章を吸い上げたうえで、それをまた私たちに売り戻す構造が不快だ。
      技術自体は印象的だが、社会的コストは大きそうだ。それでも取り残されないよう追い続けなければならない現実がほろ苦い
    • 自分は「エージェント」はまったく使わない。EmacsでLLMチャットだけ使っている。設計議論、プロトタイピング、参考用途には良いが、時間の無駄になる割合は25% くらいだ。
      それでもコード品質を自分で直接レビューできるので、このやり方の方が良いと感じる。こういうアプローチを理解してくれる会社がある限り心配はない
    • そんなに早く引退する必要はない。技術の外にもやることはたくさんある
  • 「反復作業を任せるエージェントを立ち上げろ」という文句を見て、未来のソフトウェアは 誰も中身を知らないシステム になるのではと思った。それでも流れは止まらないのだろう

    • 実際、すでに多くの会社がそういう状態だ。むしろこうしたツールが コードベース理解を加速 する可能性もある
    • 「未来のソフトウェアだって…」という言葉に 引きつった笑い が出る
    • 新しいものを作るには、今でも 熟練した人間 が必要だ
    • エージェントに cruftの除去、原因分析、構造説明 をさせることもできる。人間のチームも同じ問題を抱えているのだから、完全に的外れな発想でもない
    • AIを恐れる開発者を見ると笑ってしまう。AIは単なる 新しい抽象化レイヤー の一つだ。使いこなせば10倍の効率を出せるし、使いこなせなければ淘汰されるだけだ
  • 「ユーザーがエージェントの作業を信頼しない」という文句を見て、ページの内容を理解するのに AIによる要約が必要なほど難解 だと感じた。スクロール効果は本当に酔いそうなレベルだった

    • 「信頼構築」という表現が奇妙だ。LLMが完璧でもないのに、なぜ信頼を強調するのかわからない。結果の検証 が重要なのであって、盲信ではない
    • もうAIが文章を書き、別のAIがそれを要約する時代だ
    • スクロール酔いが本当にひどかった
    • 要するに「コードを直接読むな、私たちが見せる 結果の絵だけ見ろ」というメッセージのように思えた
  • 正直に言って、これはそこまで悪くないようにも見える。すでに多くの人がやっていたことを UIのレベルで標準化 した感じだ。
    自分はすでにClaude Codeとjj workspaceベースのワークフローを使っているので、わざわざ乗り換える理由はないが、ツールの組み合わせを自分で組みたくない人 には役立ちそうだ

    • 自分もClaude CodeとCodexを毎日使っているが、jjを覚えようと思いつつまだできていない。CLIベースのエージェントとjj workspace をどう一緒に使っているのか気になる
    • jjはGit互換フォーマットを使う 高速なバージョン管理ツール だ。jj GitHubリンク
    • Agent Managerビューで全エージェントを一目で見渡し、承認リクエストにすぐ対応できるのはかなり便利そうだ。jjはそれ以上のものは提供していないように見える
    • 悪くない出発点だが、VSCode + CLINE + Gemini Proの組み合わせ と比べると物足りなかった