1 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-11-23 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • ニューメキシコ州が 米国で初めて、全住民を対象とする無料保育制度 を実施
  • 所得水準に関係なく、すべての家庭が 保育費の支援 を受けられる仕組み
  • 州政府は 保育へのアクセス拡大と保護者の経済活動支援 を目標としている
  • 従来は低所得層中心だった支援対象を 全階層へ拡大
  • 米国内の 保育政策転換の先例 として注目される事例

ニューメキシコ州の無料保育政策

  • ニューメキシコ州は すべての家庭が無料で保育サービスを利用できるよう制度化
    • これは米国内で 初めて全面的な無償保育を実施した事例
  • この政策は 所得制限なしで全住民を対象 とし、従来の低所得層中心の政策に代わるもの
  • 州政府はこれにより 保護者の労働市場参加の拡大と家計負担の軽減 を見込んでいる

政策の主な特徴

  • 保育費を全額支援 し、家庭の経済的負担を取り除く
  • 保育施設へのアクセス向上サービス品質の維持 を並行して推進
  • 州政府は 持続可能な財政構造 を整備し、長期運用を目指す

社会的意義

  • 今回の措置は 保育を公共インフラとして捉える転換点 と評価される
  • 他州でも 同様の無償保育モデル導入の可能性 が議論される可能性がある
  • 家族福祉と労働政策を結びつけるモデル として新たな基準を示す

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-11-23
Hacker Newsの意見
  • アメリカは第二次世界大戦中、働く女性のための保育支援を実際に実施していた
    ニクソンはこれを全家庭向けに拡大しようとした法案を拒否したが、今振り返ると社会全体に利益のあった制度を忘れ、個人主義と利己主義へ回帰したとも言える
    関連内容は WWII保育政策の説明Comprehensive Child Development Act のWikipedia で見られる

    • 《The Economist》は最近、普遍的保育は子どもに害を及ぼしうるとするケベックの研究を引用していた
      研究によれば、攻撃性・不安・多動が増え、社会性や運動能力は低下したという
      保育にはきめ細かなケアが必要であり、これを大規模に拡張するのは難しいという点を強調している
      記事アーカイブ
    • 当時の保育は子どものための政策ではなく、戦時産業に投入された女性労働者を支えることが目的だった
    • アメリカはもともと個人の自由と権利を基盤に築かれた
      19世紀には多くの移民が貧困から中産階級へと上がり、“共同体的な犠牲”よりも個人の努力によって発展してきた
      だから「過去を忘れた」という言い方は皮肉にも聞こえる
    • 「アメリカを偉大にした過去」を記憶すると言いながら、労働組合の役割は意図的に忘れるという選択的記憶が問題だと思う
    • 政治家が人気のない理由は、国民を助けないからだ
      助けようとすると「怠け者への施し」とフレーミングされてしまう。本当に理解できない
  • こうした政策が連邦ではなく州単位で実施されるのは良いことだと思う
    連邦制は多様な政策実験を可能にし、気に入らなければ別の州へ**「足で投票」**できる

    • 州単位の政策は政治的安定性が高く、実験としてより適している
      連邦は左右に揺れ動くが、州は比較的一貫性がある
    • 問題は、多くの人が自分の住む地域だけでなく、全国に自分の意思を押しつけようとすることだ
    • 初期実験としては州単位でよいが、効果が証明されるなら連邦レベルの単一保険制度も必要だと思う
      アメリカは富裕層に有利な逆進的な医療制度を持つ唯一の先進国だ
    • 「足で投票しろ」という言葉は特権階級の視点から出た主張だ
    • 一部の政策は州単位で可能でも、銃規制のように隣接州の法律が影響する問題は連邦レベルが必要だ
  • 子どものころは、近所の人たちが互いに子どもを見守る共同体的な文化があった
    今は個人主義が強くなり、隣人の名前すら知らない現実が残念だ
    こうした関係は法律や予算ではなく、有機的に回復されるべき社会的信頼の問題だ

    • 最近は過剰な不信と法的リスクのせいで、他人の子どもを見るのが怖い
      たった一度の虚偽告発で人生が壊れかねない
      そのため高い学費を払ってでも最低賃金の保育士に預ける構造が生まれている
      政府運営なら訴訟負担が少なく、コスト効率的かもしれない
      一方で非公式な保育はリスクを引き受けて安く運営されているのが実情だ
  • 根本原因は、生活費の上昇で共働きが必須になった構造にある
    政府は専業主婦を年2,000ドルの税額控除で評価しているが、それよりも家庭内ケア労働の価値を補償すべきだ

    • カナダでは夫婦の共同申告ができないため、片方が専業だと税負担がはるかに重くなる
      結果として高い税金で保育補助金を賄う矛盾した構造になる
    • 子ども1〜2人を世話する人にフルタイムの給与を払うのは非現実的という意見もある
    • ニューメキシコに住む立場としては、貧困や教育問題を考えれば、国家が安定した環境を提供することは投資だと思う
      ただし汚職なく運営できるかが鍵だ
    • 「女性が家で子どもを育てるべきだ」という前提は誤りだ
      子育ての能力は性別ではなく、意思と学びから生まれる
  • 私の考えでは、アメリカは海外人材の輸入に依存しすぎて自国の子どもへの投資を怠ってきた

    • 実際、アメリカの家庭が単一所得で暮らしにくいのは世界全体との競争のせいでもある
      住宅も雇用もグローバル競争の構造の中にある
    • サンフランシスコ統一学区のような場所では、「公平性」の名目で教育水準を下げる政策が取られている
      富裕層は代替教育を受けられるが、低所得層の子どもたちは取り残される
      こうした政策を作った人々には怒りを感じる
    • 子どもたちが短期的な収益を生まないという理由で投資対象から外されているのが問題だ
      社会全体の長期的利益より、少数の富裕層の利益が優先されている
    • トランプが進めていたH1Bビザ縮小政策には同意する
      外国人材への依存を減らし、自国の若者に投資すべきだ
    • とはいえニューメキシコはすでに無料保育を提供している。こうした事例は反論材料になるかもしれない
  • 無認可の保育施設が多いが、今回の政策がその市場にどんな影響を与えるのか気になる
    実際、多くの親がそうした施設を利用しているのではないかと思う

    • 実のところ、人類史の大半における保育は無認可の形態で行われており、政府が介入しなかった時代のほうがよかったという主張もある
  • 「無料保育」より**『保育救済』**と呼んだほうが社会的受容性は高まりそうだ

  • 保育支援も良いが、無料の避妊手段もあわせて提供されるべきだ

    • 無料のコンドームはすでに ここで簡単に入手できる
    • 子どもは正の外部性を持つのだから、むしろ避妊に課税すべきだという冗談交じりの意見もある
    • 「子ども、多すぎないか?」という反論も出ている
    • すでに生殖医療に関する権利は法律に含まれているという指摘もある
    • 避妊へのアクセスは重要だが、子ども1人が社会に貢献する経済的・社会的価値も考慮すべきだ
      貧困層が無限に増えるというマルサス的論理には説得力が乏しい
      重要なのは、未来の市民が適切に教育され社会化されることだ
  • 私たちの地域の高校では教員に無料保育サービスを提供している
    このように公立学校の仕組みに幼児保育を統合するのが理想的なモデルだと思う

    • ただしこれは、「国家に子どもを預けて働け」という全体主義的な発想に見えるかもしれない
      ソ連の保育制度に関する記事 を見ると、当時はほとんどの家庭が共働きせざるを得ず、女性の労働が不可欠だった
  • 今回の政策が経済的に持続可能か気になる
    友人たちが払っている保育費を見ると、現実的に採算が合うのか疑問だ