1 ポイント 投稿者 davespark 2026-01-15 | まだコメントはありません。 | WhatsAppで共有
  • 調査概要

    • 出版メンテナンス作業グループ(PMWG)は、2025年の北半球の夏に、EPUBでHTMLを許可するかどうかを評価するための調査を実施。
    • 100件を超える回答があり、出版社、ツール開発者、読書システム開発者、独立系著者、電子書籍小売業者、DRM提供者、変換ベンダー、流通事業者、読者など、多様な利害関係者が参加。
    • EPUB 3.4のバックログで長年保留されてきたテーマ。
  • 結果の要約

    • PMWGは、EPUB 3.4にHTMLを追加することを決定しなかった。
    • 賛成・反対の意見はいずれも説得力があり、一部は満足し、別の一部は失望。
  • EPUBとHTMLの統合に関する意見

    • 賛成意見:

      • Webプラットフォームとの整合性強化。
      • 新しいツールや読書システム開発の機会。
      • 新たなツールセットやフレームワークへのアクセス性。
      • 次世代の電子書籍開発者にとっての理解の障壁を緩和。
      • EPUBの長期的なファイルサポートにおける将来性。
    • 反対意見:

      • ツール、読書システム、流通プラットフォームの複雑性が増す。
      • 出版・流通・収集のワークフローを破壊する可能性。
      • 既存のXML/XSLT技術中心の業界では、HTML採用のコストが高く、現実的でない。
      • 相互運用性の問題として、古い書籍と新しいシステムの互換性が失われる恐れ。
    • EPUB 3は10年以上にわたりHTMLのXMLシリアライズ(例: <video> 要素)をサポートしているが、XHTML 1.1ではない。

    • 出版エコシステムはWebと異なり、より多くの技術や利害関係者が関与し、非コーダー向けの専用ツールとライブラリ/書店との互換性が必要なため、リスクが高まる。

    • EPUBは、コンテンツの一貫性、アーカイブ、保存のために後方互換性の維持が不可欠であり、書籍の静的な性質によってHTML採用は複雑になる。

  • 課題

    • EPUBと現在のHTMLとの関係について、誤情報が依然として続いている。
    • EPUBの機能ギャップ(スクリプティング、相互作用性など)が指摘されたが、HTMLを追加するだけでは根本的な解決にはならない。回答者の関心は、EPUBを超えるもの、またはWeb出版のユースケースに由来している。
    • 要望事項として、ベストプラクティス、サンプルファイル、テストスイート、サポートされるHTML/CSS機能やサブセットの詳細が挙げられた。
  • 次のステップ

    • HTMLとデジタル出版への扉は依然として開かれており、今回の調査を通じて新たなアプローチの必要性が確認された。
    • コミュニティ参加を奨励し、出版コミュニティグループに参加して、ユースケース、課題、将来の仕様案を共有することで、特定されたギャップの解消を目指す。

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