- エージェンティック・コーディングの時代でも、ソフトウェアエンジニアの需要はむしろ増加する見通しであり、核心はコードを書くことではなくサービス運用能力にある
- コードを書くことは常に簡単な部分であり、本当に難しいのは長期間にわたって安定的にシステムを運用すること
- ノーコードやスプレッドシートの事例のように非専門家でもツールを作れるが、保守と運用の負担は結局専門的なエンジニアリングを必要とする
- ユーザーはソフトウェアではなくサービスを購入しており、良いソフトウェアは目立たずに動作すべき
- アップタイム、欠陥率、復旧速度、セキュリティアップデートなど**運用の卓越性(operational excellence)**が将来の競争力の核心
- これらすべての要件を満たす役割として、SREがソフトウェアエンジニアリングの中心へと移りつつある
SREが最も多く採用される職種になる見込み
- コードが安くなると、運用の卓越性が勝つ構図になる
- グリーンフィールドのデモは誰でも作れるが、サービスを安定的に運用するにはエンジニアリング能力が必要
- 「誰もがグリーンフィールドのデモを書きたがるが、誰もサービスは運用したがらない」
- ソフトウェアエンジニアリングは単なるプログラミングではなく、時間とともに変化するシステムを管理すること である
ノーコードとスプレッドシート時代の教訓
- 経理担当のJoeは、毎週10時間かかっていた反復業務をノーコードツールとスプレッドシートのマクロで1時間に短縮
- 当初は成果が明確だったが、時間が経つにつれて複雑さが急速に増加
- ビジネス環境の変化と会計ルールの変更、タイムゾーンやサマータイムの問題が蓄積
- 毎週新しいエッジケースが明らかになり、継続的な手直しと修正が必要
- 結局Joeは、自分が作ったシステムに縛られた状態へと移行した
- 休暇中でもシステムを気にしなければならず、他の人に運用を引き継ぐのが難しい状況
- コードの実行と結果確認そのものが不安と緊張の対象
コンピュータ病(The Computer Disease)
- Feynmanが名付けた概念で、コンピュータの問題は絶えずいじり続けたくなる点にある
- 自動化そのものは面白いが、必要でない領域まで自動化して複雑さを増やしてしまう落とし穴がある
- 本当の負担はサービス運用にある
- 安定して動作するよう維持すること
- 大規模環境で問題なくスケールさせること
- 何年にもわたって継続的に管理すること
- サービス提供では安定性、信頼性、継続性が核心
運用の卓越性が未来である理由
- 人々はソフトウェアを買うのではなく、問題を解決してくれるサービスを雇う
- iCloudの内部動作の仕組みには関心がなく、写真がデバイス間で常に自動同期されることを期待している
- Word、Notion、gDocsがどのように作られたかは重要ではなく、考えを書いて共有する体験が核心
- 決済ネットワークの構造よりも、7ドルの抹茶ラテが問題なく決済される結果のほうが重要
- 良いソフトウェアは見えない(存在感なく自然に動作する)
本当に難しいエンジニアリング課題
- 動くデモを作る最初の90%は簡単で、残りの190%こそが本当に重要
- 運用の観点から答えるべき問い:
- アップタイムはどれくらいか
- 欠陥発生率はどの程度か
- 障害発生時の復旧までの時間はどれほど速いか
- 問題をユーザーが認識する前に検知できるか
- アップストリーム依存関係を管理できるか
- ベンダー問題の発生時、ユーザーの不満より前に検知できるか
- ユーザーが提案したアイデアを反映するまでにどれくらい時間がかかるか
- エンジニア同士が互いのシステムを壊さないよう防げるか
- アプリが混乱した塊にならないまま、エンジニアが前進し続けられるシステムがあるか
- 一人の頭の中には収まらない規模のソフトウェアを扱えるか
- 12時間の時差があるタイムゾーンでエンジニアが眠っている間に大きな問題が起きたとき、ユーザーが見限る前に修正されるか
- 自前の障害やアップストリーム障害から復旧可能か、重要データは失われないか
- セキュリティアップデートを継続的に適用しているか
- ユーザーデータが漏えいしないか
- 信頼できるか
- 依存できるか
- その信頼を裏づける根拠があるか
- 必要なときにソフトウェアが動作するという法的拘束力のある保証に署名できるか
- これらこそが本当に難しいエンジニアリング課題であり、コードを書くことは簡単な部分にすぎない
8件のコメント
コメントの反応がwwwww 原文の内容から必要なところだけを剪定したような感じですね〜。よく読みました。
AI判読結果、ピピピビビビッ……95%の確率でAIブログです。
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何の話だよ
SREが何なのかの説明もあると、もっとよかったと思います