14 ポイント 投稿者 fanotify 2026-02-23 | 17件のコメント | WhatsAppで共有

Google AI Ultra(月額$249)または Pro の有料購読者に対し、OpenClaw OAuth 連携後に事前警告なしでアカウントが一斉停止される事態が発生。Google は内部調査の結果、OpenClaw を通じた認証情報の利用がAntigravity サーバーを非 Antigravity 製品に利用したものに当たるとしてToS 違反と判断し、ゼロトレランス方針を適用してアカウント復旧を拒否している。被害を受けたユーザーは、サポート部門間のたらい回し、フォーラム投稿の削除、フォーラムアカウントのBANなどを経験し、Google の顧客対応を強く批判している。


1. 事件の概要

  • 投稿者(Aminreza_Khoshbahar)は、Google AI Ultra の有料アカウントがOpenClaw OAuth を連携した後、何の事前警告もなく3日間停止されたままだと報告
  • 月額$249を支払う有料購読者であるにもかかわらず、違反に関する通知を一切受けていない
  • サードパーティ連携が問題なら、その連携だけを遮断すればよいはずで、有料アカウント全体を停止するのは不適切だと主張
  • メールサポートに問い合わせたが応答はなく、GCC サポートは別途費用を要求する状況

2. Google 側の初期対応

  • Google 社員(Abhijit_Pramanik)は内部チームに共有したとして、Antigravity のアプリ内フィードバックツールからバグレポートを送るよう推奨
  • しかしその後、実質的な解決措置のないまま沈黙が続いた

3. サポート部門間のたらい回し問題

  • Mike_L は Google Cloud Support に問い合わせたが、個人購読の問題だとしてGoogle One を案内された
  • Google One は逆にGoogle Cloud へ案内し、堂々巡りが発生
  • gemini-code-assist-user-feedback および antigravity-support のメールにも応答なし

4. Google の最終見解

> Jun_Meng が共有した内部チームからの返信内容

  • 3週間の調査の末、Google のエンジニアリングチームがアカウント停止の事実を確認
  • OpenClaw というサードパーティツールにユーザー認証情報を使用したことはGoogle ToS 違反に当たると判断
  • Antigravity サーバーを非 Antigravity 製品に使用する行為と見なされた
  • ゼロトレランスポリシー(zero tolerance policy)により停止を解除できないという最終通知
  • この停止により、Antigravity サービス、Gemini CLI、Cloud Code Private API など関連サービスへのアクセスがすべて遮断された

5. 被害拡大とコミュニティの反応

  • 多数のユーザー(Vision, DOJOTA, K8L, Dawid_M, Alex0007, Sunhyung_Lee, navaz27, Matt_Chen など)が同様の症状を報告し、**大規模な一斉BAN(mass ban)**であることを確認
  • Sunhyung_Lee: AI Pro を購読後、OpenCode を連携して1日で 403 エラーにより停止
  • Alex0007: antigravity-cockpit 拡張機能しか使っていないのに BAN された
  • navaz27: 新しい Google アカウントを作成したが、そのアカウントも即座に停止される事態を経験

6. サポート体制の崩壊

  • Daniel_Warner8日間 Tier 1 サポートとやり取りし続け、この問題が**「WAF バグ」**であることを確認したが、Android App Developer サポートへ再びたらい回しにされた
  • サポートのフローチャート全体が機能しておらず、停止されたアカウントに月額$250が請求され続けていると指摘
  • Reddit の google_antigravity サブレディットに、サポート過程の全経緯を文書化した

7. フォーラム内の透明性問題

  • Wangli によると、Google 社員の Abhijit は 403 ToS 問題を認識し、**「解決を優先する」**という投稿を上げたが、数分で削除された
  • Wangli が削除理由を尋ねるコメントを残すと、フォーラムアカウントが BAN された
  • 403 エラーに関する公式コミュニケーションは皆無だが、無関係なスレッドには通常どおり返信が行われている
  • 自動化システムが毎日決まった時間帯に大量BANを発生させているとの観察

8. ユーザーの対応と感情

  • 多くのユーザーがGoogle 全体のサービス購読を解約し、データ移行を進めている
  • Codex、Claude Code など競合サービスへの移行を検討する声が多数
  • 年間前払いしたユーザーは返金のため訴訟まで検討
  • Matthew_Freeze は過去サービスに対する**クレジットカードのチャージバック(chargeback)**を提案
  • 全体として、**「警告なしの一方的停止 → サポート不通 → ゼロトレランスによる復旧拒否」**という流れが、有料顧客への裏切りとして受け止められている

17件のコメント

 
yeobi222 2026-02-24

下にもある内容ですが、アカウント全体の停止は過剰な制限ですよね
その一方で決済プロセスは止めず、きっちり請求だけは続けている

 
allinux 2026-02-23

私も10日ほど前にアカウント制限を受けましたが、その理由は今も分かっていません。
推測ですが、antigravity拡張機能の利用中にOAuth認証を試みたことが原因かもしれないと思っています。
Google Oneにチャットと電話で相談してみましたが、機械的な回答でGoogle Cloud側へ回されました。

それでもサービスを利用できる方法としては、Pro/Ultraであれば最大5人まで共有して使えるので、別アカウントを共有アカウントに追加して、そのアカウントで利用することはできます。もちろん、家族共有サービスもいつ止められるかは分かりませんが……

 
shalome7 2026-02-24

本当にやりすぎだよね……。それはそうと、opencodeでもantigravityやGemini CLIを使ったログインプラグインをかなり多くの人が使っていたし…… https://github.com/NoeFabris/opencode-antigravity-auth 気をつけたほうがいい……

 
clumsily 2026-02-25

使っているならやめたほうがいいと思います。というのも、私も opencode でしか使っていなかったのにブロックされたからです。

 
armila 2026-02-24

ブロックはちょっとやりすぎな気もしますが、Google はデベロッパーベネフィットとして 10 ドルまたは 100 ドル分の API 利用クレジットを提供しています。
単にこれを使って API key で呼び出せばいいのであって(こちらのほうが速度もはるかに速く、優先度も高い)、OAuth を使ったということ自体、実際には半分は盗みではないか……そんな気もします。
ただ、この件に関しては誤検知がないはずもなく、コミュニケーションが取れないのが問題です.

 
jeeeyul 2026-02-23

LLMプロキシのブラックマーケット問題と絡んで、無関係なユーザーまでまとめて遮断されているようですね。

 
m00nlygreat 2026-02-23

抜け道や小細工を使わないという合意のうえで契約したのに、あえてそれを使った人たちに、いったいどんな寛容さが必要なのでしょうか?

 
slowandsnow 2026-02-23

容赦なく対応するのが正しいんですよ。適切な対処ですね

 
allinux 2026-02-23

「無寛容」と「無視」は別物のようです。
Googleは現在、「無視」をしています。

 
jjw9512151 2026-02-23

Googleのアカウントポリシー自体が、Googleアカウントを使うのを怖くさせますね……。とりあえずPhotoからバックアップしておかないといけなさそうです。

 
bluekai17 2026-02-23

せめて一度でも警告メールを送っていれば、世論もかなり違っていただろうに..

 
kimjoin2 2026-02-23

無知が免罪符になる世界?

 
GN⁺ 2026-02-23
Hacker Newsの意見
  • 多くの人がGoogle側を擁護しているのに驚く
    これはポリシーの問題ではなく、有料アカウントの初回違反に対する過剰な処罰の問題だ
    メール、写真、アカウント全体を失うなんて想像もしたくない
    たった1つの製品の使い方が気に入らないという理由で、あらゆるアクセスを遮断するのは公共財を支配する行為と大差ない
    今やGoogleは事実上の社会インフラだ。こうした措置は法的に規制されるべきだ
    • ぞっとする。警告もなしに月249ドルを払っている個人顧客を遮断し、公式アプリでも使えなくしたのは恥ずべきこと
      米国ビッグテックの醜い振る舞いがまた1つ明らかになった事例だ
    • こうした問題は深刻だ。解決策はデータアクセス権を法律で保障することしかない
      アカウントが停止されても、データのエクスポートや移行は可能であるべきだ
      Appleのように、アカウントがロックされると端末自体が使えなくなる場合もある
      Googleはサポートがほとんどなく、結局Hacker Newsで騒ぎが大きくなって初めて社内の担当者が介入して解決されるのが現実だ
  • Googleのこの対応を見ると、人員削減の後遺症は明らかだ
    以前なら「ミスで起こりうる状況にゼロトレランスはおかしい」と止める人がいたはずだが、今はそんな余裕がない
  • こうしたポリシーがどうやって誤検知なしで運用されているのか理解できない
    gemini-cli、claude-code、codex など大半は -p フラグのような非対話型インターフェースを提供している
    それを使うと違反なのか? それともOS IO経由で接続すれば問題ないのか?
    結局、ユーザーが正当にクォータを使い切ると赤字になる構造なら、それは製品設計の問題ではないかと思う
    • 公式クライアントはバックエンドとのキャッシュ最適化がうまい
      だがサードパーティ製ツールを使う人の中には悪用例も多いので、Googleはまとめて遮断してAPIを使えと言っている
      こうしたリスクはGoogleのようなサービスでは常に存在していた
    • claude -p は問題ないはず。問題はOAuthを通じて公式アプリのふりをしてログインする場合だ
      検知は利用パターンベースなので、異常値だと即停止される
      問題は検知方式ではなく、即時の永久停止という点だ。警告や猶予が必要だ
    • 一部の研究所は、競合製品を作るという理由だけで遮断できる条項を入れていることもある
      何かを作っているなら、契約で利用権を明確に確保しておくのがよい
    • -p フラグ自体は問題ない。ただしOAuthをサードパーティ製ツールで使ってはいけない
      Geminiはこうした用途向けにA2Aもサポートしている
    • あらゆるサブスクリプションサービスの収益性は、人々が解約を忘れることに依存している。驚く話ではない
  • Googleのメール文面があまりに過酷だ
    「open clawを通じたテストが規約違反であり、ゼロトレランスポリシーにより復旧不可」と通知されたという
    • 企業がこうしたポリシーを使う理由は、割引されたトークンを特定ツールでのみ使わせるためかもしれない
      OpenClawのようにトークンを大量消費する非開発用途を制限するのは合理的かもしれない
      直接API料金を払えばこうした制約はない
    • こんなやり方では誰がLLMを使うのか
      AI企業が自社ツールに縛りつけようとするのは開発者の反感を招く短期戦略
      すでに金を払って使っている顧客に、なぜさらに強制しようとするのか理解できない
    • おかしいのは、AIを使えと強要していた会社が、実際にAIを使ったらアカウントを止めることだ
      GoogleのAIポリシーは自己矛盾の極み
      むしろ自分の払ったAIクレジットを必要な人に寄付したいくらいだ
    • いま脱Googleを急いでいる
      AI Studioでたった1つまずい質問をしただけで、Gmail、Drive、YouTube、Play Store、ログイントークンまで全部失う可能性があるなら、そんなエコシステムに留まる理由はない
    • 上で言及されたコメントが見つからないという。出典を尋ねる質問だ
  • 本当の愚か者は月249ドルをGoogleに払っている人たちだ
    その金があれば中古GPUを買う方がはるかにましだ
  • 今回の件は、なぜAPIアクセスが重要なのかを示している
    消費者向け料金プランは、低容量で対話型の利用を前提に補助金が付いたモデルだ
    これを自動化に回すと経済モデルが壊れる
    問題は透明性の欠如だ。規約に明確に書き、警告した上で措置すべきだ
    本番環境では必ずAPI料金プランを使い、消費者向けプランはテスト用に限定すべきだ
    • 完全に同意する。GoogleはDALL-E MiniやStable Diffusionが注目を集めたときも同じことをしていた
    • コメント投稿者がAIかもしれないと疑っている
      プロフィールが EvoLink というAI APIゲートウェイの宣伝用に見える
      最近作成されたアカウントで、すべてのコメントが関連トピックなので、AIボット活動の可能性を指摘している
  • 月額サブスクリプションプランは、Googleの閉じたエコシステム内でのみ使う前提で設計されているのに、人々はOAuthトークンを抜き出して再利用しているようだ
    OpenClawのようなツールは本来APIアカウントが必要だ
    • その通り。OpenClawはAntigravity認証を回避して、ほぼ無制限の呼び出しを可能にしている
      APIでやれば1日10〜20ドルは簡単に使うのに、サブスクで無制限なら当然問題になる
      Antigravityの規約にもこうした制限は明記されている
      関連事例はこのGitHub Issueでも見られる
    • それでも警告なしにアカウント全体を停止するのはあまりに残酷だ
      一部では、アカウント全体ではなく部分停止かもしれないとも言われている(リンク
  • AI企業が「無制限」プランを餌にエコシステムへ囲い込もうとするのは当然の戦略だ
    外部サービスでそのトークンを使われたら意味がなくなる
    これまでは取り締まりが緩かったが、今やAnthropicとGoogleが本格的に止め始めた
    結局、公式製品を使うかAPI料金を払うしかない
    • OpenAIや中国企業はむしろオープンな無制限モデルを許容している
      市場は結局オープンな方向へ進み、閉鎖戦略はユーザーの反感を強めるだけ
    • 多くの人は月額サブスクが収益性のあるものだと勘違いしているが、実際にはデータ収集用の撒き餌モデルに近い
  • ソフトウェアがここまで変動費の大きい産業になったのは久しぶりだ
    openclawとantigravityのキャッシュヒット率の差だけでも、コストが10倍以上変わりうる
    Googleがこうした非効率なリクエストを防ぐのは理解できる
    いっそ独自に最適化したopenclaw版を作って無料提供した方がよいかもしれない
    • いい指摘だ。だがこれは単なるコスト問題ではなく、計算資源不足の兆候でもある
      OpenAIだけがこうした制限を設けていないのを見ると、余剰資源が多いということだ
      GoogleとAnthropicは需要をさばき切れていないようだ
  • 人々はサードパーティ製アプリの遮断に怒っているが、実際には意図された利用パターンがまったく異なる
    1st-partyアプリは入力トークンを積極的にキャッシュするが、サードパーティ製アプリはそうではない
    Uber One加入者が内部APIをリバースエンジニアリングして別アプリで使うのを正当だと言えるだろうか?
    そうした行為は明白な違反だ。賢いハックだと思うことはできても、停止されるのは当然の結果
 
unknowncyder 2026-02-23

Anthropic はリスクがあると分かっていても、Google は寛大だろうと思っていたんですが、
驚いて、とりあえず OAuth で連携していたエージェントは全部切りました。
gemini OAuth は gemini-cliantigravity の2つに分かれていたようですが、後者だけがまとめてBANされたんでしょうか

 
ilsubyeega 2026-02-23

今やあの openclaw は OpenAI の製品になったわけですし、競合他社がブロックするのも当然だと思います。
ただ、警告なしで切ったのは初めて見ましたね。普通は違法行為のような深刻なレベルのときにだけやるものだと思っていました。

 
heal9179 2026-02-23

Google の運用は本当に……