Oracle Always Free バックエンド構築記録:容量不足、PAYG 移行、課金ブロック
(yoramilji.kr)個人プロジェクトのバックエンドを月額0円で常時運用するために進めた過程をまとめました。
2026年7月時点で再調査した内容と、実際に遭遇した問題、最終構成を記録しました。
2026年の無料・低価格サーバーの状況
- Oracle Always Free: 無料 ARM 仕様が4コア/24GBから2コア/12GBに縮小(2026.06)
- Hetzner: 2026.06に料金値上げ、アジアリージョンは月額€15から
- Render 無料: 15分間トラフィックがないとスリープ(コールドスタート約1分)、無料DBは作成30日後に期限切れ
- Fly.io: 無料プランは事実上廃止 / Railway: 月額$1クレジットでは常時稼働不可
- 常時稼働サーバーとDBを無料で自前運用する選択肢は、事実上 Oracle Always Free が唯一
進行中に確認した事実
- 無料 ARM インスタンスはホームリージョンで Out of host capacity により作成が繰り返し失敗した。
OCI CLIでネットワークを事前に構成し、リトライスクリプトで作成試行を自動化した。 - 無料アカウントは容量割り当ての優先順位が最も低い。従量課金制(PAYG)に移行した。
Always Free の上限内のリソースは、PAYG アカウントでも引き続き無料で維持される。
2コア/12GB 1台は無料枠(月1,500 OCPU時間)に収まる。 - 予算(Budget)はブロック機能ではなく、通知のみを提供する。実際のブロックはクォータポリシー(Quota Policy)で設定した。
A1 インスタンスは通常のクォータに加えて regional クォータも併せてチェックされる。
最終構成
- Oracle 大阪 A1 2コア/12GB(月額0円、PAYG アカウント)
- Docker Compose 3コンテナ: Caddy(HTTPS自動発行) + NestJS + PostgreSQL 16
- ドメインは sslip.io で接続
- 課金防御: 無料仕様だけを要求する作成スクリプト + クォータロック + 予算通知
5件のコメント
ブログ拝見しました。
私はフロントエンドやデザイン方面の者ではありませんが、カーソルにトレイルが付いているので、記事に集中しにくいように感じます。
それでもブログは楽しく拝見しました。設定をしっかりされていますね!
Oracleの無料利用枠が縮小されていたのを知りませんでした。ありがとうございます〜
私も構築している途中で知りました。以前から使っている方には影響はなく、新規作成分からの適用なので、すでに4コアで作成済みのインスタンスがあるなら、そのまま維持するのがよいです。
このまま宣伝され続けたら、いつかサービスを停止することになりそうです..
お互い静かに使いましょう...
(笑)その通りです。ただ、記事にも書いたようにクォータのロックまで設定して、静かに上限内だけで使っています。Oracleが長く維持してくれることを願うばかりです。