22 ポイント 投稿者 xguru 2022-07-19 | 4件のコメント | WhatsAppで共有
  • 人間の脳は8〜35ヘルツで15ワットで動作する
  • 約900億個のニューロンを持っているが、特定の時点で活性化しているのは約10億個にすぎない
  • 脳のエネルギー消費量は非常に明るいLED電球と同程度、または標準的な白熱電球の1/5程度であり、データセンターとは異なる
  • 平均的な難易度のARCタスクを解くのに関与するニューロンの数は、数秒あたり数十億個
  • 1カロリーの一部ほどのコストで数千億件のイベントが発生する
  • その多くは視覚信号をシンボリック表現に変換することに関するものであり、シンボリック処理量は最小限
    → どんな機械にもできないが、あなたにはできる
  • 現在までに開発された最も効率的なARCソルバーである"Program synthesis approach"は、候補解を見つけるために数百万の異なるプログラムを調べなければならない
  • 脳はそうしない。それほど多くの可能性を検討し、シミュレーションできるだけの資源がない
  • 注目すべきもう一つの点は、脳活動の大部分が無意識的であり、世界とのインターフェース(知覚および運動制御)に関係しているということ
  • 意識的推論(conscious reasoning)は氷山の一角にすぎないが、それでもなお非常に強力である

4件のコメント

 
aster 2022-07-19

では、私の脳をLED電球に替えればいいわけですね!

 
budlebee 2022-07-19

脳の意思決定プロセスを classical probability の観点ではなく、quantum probability として解釈する研究を思い出しますね(脳が量子力学的に動作するという主張ではなく、脳の意思決定を量子力学で使われる数学でモデル化できるのではないか、という感じの主張だと思います)

 
budlebee 2022-07-19

原理的には、量子コンピューティングの演算は可逆演算に基づいているため、計算で発生する熱は無視できる程度まで減らせます。
脳が「それほど多くの可能性を考慮してシミュレーションできる資源がない」にもかかわらず、「どんな機械にもできないが、あなたには可能」なことをやり遂げられる理由は、脳内で古典的なコンピューティング理論ではなく、量子的なコンピューティング過程が起きているからなのかもしれませんね。

脳が本当に quantum に動作しているのかは議論のあるテーマですし、また私も脳科学や機械学習について知っていることはありませんが……脳というものは本当にいろいろな想像力をかき立てますね。

 
xguru 2022-07-19

筆者のFrançois CholletはGoogleのディープラーニング研究者で、Kerasの作者です。