2035年以降、うるう秒をこれ以上挿入しないことを国際度量衡総会が決議
(nature.com)以前のGNニュース: https://ja.news.hada.io/topic?id=7046
個人的にはとてもうれしい知らせです。私たちが使っている協定世界時(UTC)は、地球の自転に追随する世界時(UT1)との差が0.9秒を超えてはならないことになっているため、これを補正するために定期的にうるう秒を挿入する必要がありました。しかし、これが現代のコンピューターシステムではあちこちで多くの問題を引き起こしていました。これを受けて、第27回国際度量衡総会(CGPM)でついに現在のうるう秒システムを廃止し、UTCとUT1のずれをもう少し許容することが決議されたというニュースです。
正確な決議内容はこちらで確認できます: https://bipm.org/documents/20126/…
8件のコメント
サマータイムも……どうにかしてほしい……
なぜうれしかったのか気になります
世の中には必要な複雑さと不要な複雑さがありますが、うるう秒は不要な複雑さに近いものです。かなり極端に言えば、UTCとUT1の差が1時間あっても、実用上はほとんど問題ありません(これほど差が開くには、およそ1000年は経つ必要があります)。それなのに、この差をあえて「最大0.9秒」と固定したのは、何か別の理由があったからではなく、以前はUTCの1秒がUT1の1秒と(ごくわずかに)異なっていた時期もあり、うるう秒のようなものはあったものの、1秒単位ではなく0.05秒や0.2秒といった単位で、予測不能な時点に調整されることもあったからです。現在のうるう秒は、それよりはましだという理由で選ばれたあと、数十年にわたって再検討されてこなかった純然たる技術的負債(debt)です。そしてエンジニアは、技術的負債を返済するのが本当に好きなんですよね。 :-)
詳しいご説明ありがとうございます。いつも文章から熱意が伝わってきて、本当に好きだというファン心をお伝えしておきます! :bow:
まったく知らない分野なので
では、これまでうるう年に生まれた人たちは、誕生日そのものがなくなってしまう……?(号泣)
あっ、うるう年ではなくうるう秒なんですね(笑)
笑、うるう秒なんてあるのを私も初めて知りましたね。