クラウドデータのイグレスコスト
- クラウドサービスを利用する際に、しばしば見落とされがちなコストの1つがデータイグレスである。
- データイグレスとは、クラウドプロバイダーのネットワークからパブリックインターネットへデータを送信する際のコストを指す。
- 主要なクラウドプロバイダーのイグレス料金を整理し、コストの理解に役立ててもらうことを目的としている。
クラウドイグレスを理解する
- 開発者であれば、ファイル保存、アプリ実行、Webサイトのホスティングなどのためにクラウドサービスを使った経験があるだろう。
- これらのサービスは利用量に基づいて課金されるが、クラウドの請求書を受け取るまでデータイグレスコストに気づかないことがある。
- データイグレスコストは、特にクラウドで大量のデータを移動させる場合に急速に増える可能性があるため、理解しておくことが重要である。
データイグレスとは?
- データイグレスは、ネットワークを離れるデータを表す用語で、具体的にはクラウドプロバイダーのネットワークからパブリックインターネットへ出ていくデータを意味する。
- クラウドプロバイダーは、ネットワークから送信したデータ量に基づいてイグレス料金を課しており、通常はGBまたはTB単位で測定される。
データイングレスとイグレス
- イグレスはネットワークを離れるデータを、イングレスはネットワークに入ってくるデータを表す用語である。
- イングレスは一般的に無料だが、イグレスは有料である。
クラウドプロバイダーがイグレスに課金する理由
- クラウドプロバイダーは、ネットワークからデータを送信するためのインフラや帯域幅のコストを負担しているため、イグレスに対して課金する。
- イグレスコストは、プロバイダー間で大量のデータを移動するような特定の利用形態を抑制するためにも使われることがある。
- ほとんどのクラウドプロバイダーは、毎月一定量の無料イグレスを提供している。
イグレスコストを削減する
- イグレスコストを減らすために検討すべき要素がいくつかある。
- CDNを使用して、ユーザーに近い場所で静的アセットをキャッシュして配信することで、クラウドプロバイダーからユーザーへ送信されるデータ量を減らせる。
- データを送信する前に圧縮して、転送されるデータ量を減らす。
- データ転送プールを提供するクラウドプロバイダーを検討することで、同一アカウント内の複数サービスのデータ転送枠をまとめて利用できる。
- 利用量および課金アラートを設定して、無料枠や特定のしきい値に近づいたときに通知を受け取れるようにする。
- クラウドプロバイダーは、同一データセンターまたは同一リージョン内のサービス間で転送されるデータについて、無料イグレスを提供する場合がある。
結論
- データイグレスとは、クラウドプロバイダーのネットワークからパブリックインターネットへデータを送信する際のコストである。
- データイグレスコストは、特にクラウドで大量のデータを移動させる場合に急速に増える可能性があるため、理解しておくことが重要である。
- このWebサイトを使って、クラウドプロバイダーとそのイグレスコストを比較し、自分のユースケースに最適なプロバイダーを見つけることができる。
GN⁺の意見
- データイグレスコストは、クラウドサービスを利用する際に予想外の追加費用を発生させる可能性があるため、理解して管理することが重要である。
- CDNの利用、データ圧縮、データ転送プールの活用などは、イグレスコストを削減する効果的な方法である。
- この記事は、クラウドサービス利用者がコストを削減し、予算を効率的に管理できるよう支援する有益な情報を提供している。
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