ネアンデルタール人のいるタイル張りの浴室はいくつあるのか
(johnhawks.net)この記事は、Redditユーザーが自分の両親の家に新しく設置されたトラバーチンから古代の下顎骨の化石を発見したという内容。
主な内容は次のとおり。
- トラバーチンは石灰岩の一種で、温泉水に溶けていた炭酸カルシウムが沈殿して形成される。装飾用の床材や壁の仕上げ材としてよく使われる。
- トラバーチンには貝類、甲殻類などの小さな動物化石がよく見つかり、人類の化石も時おり発見される。
- ドイツのBilzingsleben地域では、トラバーチン採石場からホモ・エレクトスまたは初期ネアンデルタール人の頭蓋骨片が見つかったことがある。
- トルコのDenizli盆地のトラバーチン採石場では、160万〜120万年前のホモ・エレクトスと推定されるKocabaş頭蓋骨化石が発見されている。
- トラバーチンはパネル状に切断され、加工・流通・設置される過程で、化石があっても気づかれないことが多い。
- 一般の人が骨片を見つけても、それが人類化石かどうかを確認するのは難しい。しかし、Redditの事例のように明確なケースもある。
- トラバーチンに人類化石が含まれていることは、思ったよりもよくあるのかもしれない。考古学的発見のかなりの部分は、産業的な採掘や工事の過程で偶然になされている。
GN⁺の意見
- トラバーチンから人類化石が時おり見つかるという点は興味深い。化石を含むトラバーチンがかなり流通している可能性がある。
- 骨片化石だけでは人類化石かどうか判断が難しいこともあるが、歯などが含まれていれば比較的明確に識別できそうだ。
- トラバーチンの採石や建材製作の過程で化石を見つけたときに通報できる窓口が整っていれば、偶然の考古学的発見は増えるかもしれない。
- 化石を発見した際は、警察などの関係当局にまず届け出るのが賢明な方法だ。化石をめぐる法的問題は複雑になり得るため。
- この事例は、私たちの日常のすぐそばに、はるかに古い歴史の痕跡が存在し得ることを示している。考古学が決して遠い世界の話ではないことを思い起こさせる。
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