- 2014年にAppleがSwiftをリリースし、これとYelp APIを使ってMac向けのレストラン検索アプリを作ることにした
- Yelpのデベロッパーリレーション担当者にメールを送り、許可を得て、Yelp APIの1日25,000回の呼び出し上限を付与された
- アプリは高速で、macOSとよく統合されたレストラン検索ツールになった
- Mac App Storeで$1.99から$4.99の価格帯で販売された
- AppKitとCDYelpFusionKitのようなサードパーティライブラリを使ってアプリを開発した
- さまざまなmacOS機能と統合し、ユーザーがレストランを簡単に検索して情報を共有できるようにした
- レストランカテゴリを絵文字で表示する設計判断が人気を集めた(アメリカの伝統料理店には🦃の七面鳥を表示)
4日間の期限
- 2024年7月19日、YelpからAPI利用に関するメールを受け取った
- メールの内容は、API利用が他の開発者より多く、商用利用にはライセンス契約が必要だというものだった
- 4日以内に返信しなければAPIキーを無効化するという脅しめいた内容が含まれていた
- メールに返信したが、Yelpは有償ライセンスプログラムへ移行したと通知してきた
- 最終的に自分のアプリをMac App Storeから削除し、Yelp APIの利用を停止した
開発終了
- Yelpとの追加のメールのやり取りの後、アプリの販売を停止し、APIキーは無効化された
- 最近アプリを購入したユーザーには、返金を申請するよう案内した
- 他のAPIへの移行も検討したが、Yelp APIほど包括的なAPIがなく、再開発は断念した
学んだ教訓
- サードパーティAPIに依存するアプリは、その企業の方針変更に脆弱である
- 継続的なサービスアクセスが必要なアプリでは、前払いモデルよりサブスクリプションモデルのほうが適している可能性がある
- ユーザーがアプリ購入時に「永続的なアクセス」を期待しないようにすることが重要だ
GN⁺のまとめ
- この記事は、サードパーティAPIに依存するアプリ開発のリスクをよく示している
- Yelp APIの突然の有償化への移行によって、アプリ開発者が直面する困難がよく表れている
- 継続的なサービスアクセスが必要なアプリでは、サブスクリプションモデルのほうがより適している可能性があることを強調している
- 類似の機能を提供する別のAPIとしてGoogle Placesがあるが、Yelp APIほど包括的ではない
2件のコメント
うーん……猶予期間を短くしたYelpもおかしいとは思いますが、検索APIを無料で提供してもらって有料アプリを作って販売していたのなら、Yelp側としても十分そうするだけの理由はあるとも思いますね。
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