DOGEの唯一の公開台帳は誤りだらけ
(nytimes.com)DOGEの唯一の公開台帳は誤りだらけ
- イーロン・マスクの外部チームが示した数値は、政府予算削減における数十億ドル規模の節約をうたっているが、会計上の誤り、古いデータ、その他の計算ミスだらけである。
- マスクと彼の政府効率化部門は、職員削減、賃貸契約の解約、契約終了を通じて連邦政府に550億ドルを節約させたと主張している。
- トランプ大統領はこうした節約を称賛し、すべての米国人に「DOGE配当」を支払う提案を検討している。
- しかし、ニューヨーク・タイムズの分析によれば、こうした節約額の計算は、会計ミス、誤った前提、古いデータ、その他の誤りのため信頼できない。
- DOGEチームは一部の契約を二重、あるいは三重に計上しており、一部の契約は実際には取り消されていないにもかかわらず、取り消されたと主張している。
- 取り消された契約の一覧は、550億ドル全体のうち一部にすぎず、独立して検証できない数値である。
なぜ実際にどれだけ節約されたのか分かりにくいのか
- DOGEのウェブサイトに掲載された1,125件の契約は、総節減額の約20%を占める。
- 契約ごとに掲載された金額は、外部ベンダーとの政府契約を追跡する中央システムのデータから導き出されている。
- たとえば、国土安全保障省の多様性・公平性・包摂性・アクセシビリティ(DEIA)サービス契約について、DOGEは540万ドルの節約を主張している。
- しかし専門家は、こうした節約見積もりは誇張されている可能性があると警告している。政府契約システムのデータは数か月間更新されないことがあり、さらに契約終了コストが考慮されていないためである。
完全に透明ではない「領収書の壁」
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「領収書の壁」ページは不正確さを認め、時間の経過とともにウェブサイトを改善すると約束している。
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しかし現時点でも、ウェブサイトは掲載データや変更点について完全に透明ではない。
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ウェブサイトは550億ドルの節約を主張しているが、その大半の金額について詳細を示していない。
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マスクのソーシャルメディアプラットフォームXでも、同様の誤りが繰り返されている。
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DOGEの唯一の公開台帳は、会計上の誤りと計算ミスのため信頼できない数値を示しており、政府契約システムの複雑さを十分に理解していないように見える。
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