4 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-05-08 | 4件のコメント | WhatsAppで共有
  • オープンソースの VLC for Unity 統合パッケージが Unityストアでブロック されたことを受け、開発者たちは不公正な措置だと反発している
  • Unityは LGPLライセンスを理由に禁止したが、当のUnity自身もLGPLベースのライブラリを使用している
  • Unityストアには今なお FFmpeg などLGPLを含むアセットが多数存在 しており、この措置の 適用基準が不明確 だという指摘がある
  • これに対応して開発者は 別ストア(Videolabs Store) を開設し、当該アセットやコンサルティング商品を直接販売し始めた
  • この事例は オープンソースの持続可能性、ライセンス適用の一貫性、プラットフォーム内の権限不均衡 という問題を浮き彫りにした

VLC for Unityの統合

  • 2019年からUnityストアで VLCマルチメディアエンジンとUnityエンジンをつなぐブリッジアセット を提供してきた
  • このアセットは Windows、UWP、Android向け に配布され、複雑なマルチメディア機能を必要とするUnity開発者に人気があった
  • UnityとLibVLCはいずれも クロスプラットフォーム対応に優れ、さまざまなデバイスやOSで活用できた

Unityストアでのアセットブロック

  • 2023年夏、Unityはこのアセットについてメールで ストアからの即時削除とパブリッシャーアカウント停止 を通知した
  • 開発者は LGPLコードの削除を提案したにもかかわらず拒否 され、恒久的に復帰できないとの通告を受けた
  • 一方で、ストア内の他のアセットは依然としてLGPLライブラリを含んでいる(FFmpegなど)
  • しかもUnity自身も Lame、libiconv、libwebsockets などのLGPLライブラリを使用中 である

Videolabs Storeの開設

  • これに対応して VideolabsのWebサイト内に別ストア を開設し、既存および新規顧客が VLC for Unityのバイナリを購入可能 になった
  • ユーザーは引き続き 自分でオープンソース版をビルドすることも可能 であり、ストアはより迅速で便利なアクセス手段を提供する

柔軟なマルチメディアコンサルティング商品

  • LibVLCおよびFFmpegの専門家で構成されたチーム がコンサルティング商品も提供
  • 3時間、10時間、24時間 単位のコンサルティングパッケージを、単発または月額サブスクリプション形式で利用できる
  • カスタムビルド、SDK統合、バグ修正、技術的な質問への対応 など、多様なニーズに対応可能

その他の製品と計画

  • LibVLCSharp商用ライセンスLibVLC電子書籍Kyber(超低遅延ストリーミングSDK) などもストアで提供
  • 今後は Unrealエンジン統合など、追加のゲームエンジン対応も予告されている

結論

  • Unityの今回の措置は、自らのオープンソース活用とは矛盾する二重基準 だと批判されている
  • オープンソースプロジェクトの維持とコミュニティへの貢献 の難しさが改めて浮き彫りになり、代替プラットフォームと直接販売方式の必要性 が強調された

4件のコメント

 
sonohoshi 2025-05-10

エンジンもまともに作れない会社が、くだらないことばかりやってるんですね(笑)

 
mhcoma 2025-05-09

漠然として極端な考えですが、技術業界で理解できない問題が起きると、たいていはスーツ組のせいではないかと思ってしまいます。

 
y15un 2025-05-08

Unityはまたか…

ライセンス問題で会社が潰れかけるところまで行ったのに、また人々をイラつかせていますね(笑)

 
GN⁺ 2025-05-08
Hacker Newsの意見
  • Unity の法務チームが誤った情報を受け入れて契約に盛り込んだようだ。Unity のアセットやゲームは LGPL 依存関係を使用している
    • LGPL は、プロプライエタリアプリケーションがオープンソースライブラリにリンクできるよう設計されたライセンス
    • GPL はより厳しい要件を持ち、GPL コードを含めると派生物全体も GPL でライセンスする必要がある
  • Unity の弁護士たちが会社を駄目にしている
  • 以前 Unity で働いていたとき、技術的成果は誇らしかったが、他の面は恥ずかしかった
  • VideoLab Store は VLC とは無関係だが、VLC チームを雇えると宣伝している
  • ほとんどの開発者ストアは GPL および LGPL コードを禁止していると思っていた
    • Epic の Fab 配布契約は LGPL の使用を禁止している
    • Godot ストアは LGPLv3 コードを許可している
    • Unity が LGPL コードを使っていることは、サードパーティプラグインとは別問題だ
  • コンソール向けリリースで LGPL v2 コードを使うのは問題ない
    • websockify.js は LGPL v3 なので、Nintendo Switch のようなプラットフォームには含められない
    • Unity がこうしたコンポーネントを除外しているのか、それとも LGPL v3 に違反しているのか気になる
  • Unity のサプライヤー契約から 5.10.4 条項が消えた
    • Wayback Machine によれば、12 月 3 日から 12 月 12 日の間に削除された
  • Godot のほうがより良い選択肢だ
    • Unity は悪いビジネス判断だ
    • Epic Games は Apple と戦うために弁護士を使っている
  • Unity が開発者を永久追放するのは狂っている
  • Unity はひどい会社だ