- GitHub Issuesは無料で、公開・非公開のノートやコラボレーションのための強力なツールである
- Markdown対応、コードハイライト、画像・動画のドラッグ&ドロップ、相互リンク機能などにより、優れたノート作成体験を提供する
- 強力な検索機能と、APIを通じた自動化、バックアップ、外部連携が可能
- 唯一の惜しい点は同期されるオフライン機能の欠如で、ネットワーク接続がない状態では使いにくいこと
- チェックリスト、大規模運用、LLM連携活用、データのバックアップと安全性も主な利点である
GitHub Issuesのノート活用価値
- GitHub Issuesは、ほぼ最高のオンラインノートブックと呼べるツールである
- 無料で無制限に公開・非公開ノートを作成・管理できる
- Markdownフォーマットの対応が非常に優れており、ほぼすべてのプログラミング言語のシンタックスハイライトを提供し、画像を直接ノートにドラッグ&ドロップすることも可能である
リンクと相互連携機能
- Issue内で別のIssueのURLをMarkdownリストとして追加すると、自動でタイトルを取得し、相互リンクも自動生成される
- Issueの可視性ルールが適用されるため、非公開Issueは外部に公開されない
強力な検索とAPI自動化
- リポジトリ内、ユーザーの全リポジトリ、GitHub全体を対象にした高速かつ正確な検索が強みである
- APIでノートデータを簡単にエクスポートしたり、新しいノートを作成・編集したりできる
- IssueイベントにGitHub Actionsを連携し、自動化も幅広く実装できる
欠点: オフライン同期がない
- 唯一の欠点は、インターネット接続がないと同期できない点である
- そのためモバイルでは、主にApple Notesのようなオフライン/同期対応アプリを併用することになる
セキュリティ、利便性、チェックリスト、大規模拡張性
- セキュリティ上の懸念は比較的少ない。企業はGitHubの信頼性に投資しており、プラットフォームへの信頼も高い
- どのノートプラットフォームにもバグによる漏えいリスクはあるため、機密データは保存しない
- 課金やセルフホスティングが不要なので、ノートを失うリスクが小さい
- Markdownチェックリスト(
- [ ] item)やIssue参照(- [ ] #ref)の活用が非常に便利である
- 該当Issueがクローズされると自動でチェックが付く
- 多様なバックアップ方法(例: github-to-sqlite)も試せる
- 拡張性も高く、vscodeリポジトリでは19万件、flutterリポジトリでは10万件以上のIssueを管理している事例がある
LLMおよびその他の活用
- IssueデータをLLMなどの生成AIにパイプ接続することもスムーズである
- 実際に、50件以上のコメントと1.5年分のIssueスレッドを要約し、新しいコメントとして整理した経験がある
活動データの集計と活用
- 自分がGitHubで作成したIssue・コメント数をGraphQLクエリで集計できる
{
viewer {
issueComments {
totalCount
}
issues {
totalCount
}
}
}
- 実際の結果はIssue 9,413件、コメント 39,087件、合計 48,500件にのぼる
結論
- GitHub Issuesは、無料、コラボレーション、自動化、検索、拡張性、活用性のすべてに強みがある
- オフライン同期さえ補完されれば、事実上最高のデジタルノートブックソリューションである
1件のコメント
Hacker News の意見
以前、自分の結婚式を準備していたときに、プロジェクト管理ツールとして GitHub Issues を活用した経験の共有。最初は妻も疑問を持っていたが、ラベル追加や検索などで共同作業が非常にしやすくなり、結婚式準備の作業を期限どおりに終えられたという話。ブックマークからイシュートラッカーへ直接飛ぶリンクを作るのが、いちばん難しかった記憶。最近引っ越しをしたときにも GitHub Issues を箱の整理に使用。箱ごとに issue を作成し、説明欄に箱の中身を書き、箱に issue 番号を書いておけば、後で GitHub 検索でどの箱に何が入っているかを簡単に見つけられたという経験
気になるのは、ほかのソリューションも試したことがあるのか、そしてなぜ不十分だったのかという質問
単純に、箱の外側にそのまま中身を書けばいいのではないか、という素朴な疑問
Hacker News で見た家の修繕プロジェクトの話を思い出した。今は GitHub から消えているようだが、そのプロジェクトへのリンク の紹介
前職では GitLab を全社的なプロジェクト管理ツールとして使おうとしたが、プロジェクト間参照機能がなく、導入が止まってしまった経験。オープンソースプロジェクトには向いているが、今の会社では GitLab が YouTrack を置き換えられるし、Upsource もすでに置き換え済み
xkcd 1172話を思い出す。こういう面白い逸話は多く、世の中にはとんでもないワークフローを持つ人がかなりいる。こういうことは、ちゃんとしたツールで処理するほうが常に良い。ちなみに海外引っ越しのときは Org mode で作業を整理した経験がある。個人情報を Microsoft に渡すのは絶対に受け入れられない性格
面白い事実の紹介。以下の GraphQL クエリを GitHub GraphQL Explorer に貼り付けると、自分がこれまで GitHub に投稿した issue とコメントの総数をすぐ確認できる
本人は issue 9,413件、コメント 39,087件、合計 48,500件を記録
プライバシーについての最初のコメントが出ると思っていたが、意外にもそうではなかった。自分はそれほど多くメモを残すわけではないが、メールよりもさらに個人的なデータだと思っている。こうした個人情報で LLM を学習させたいとは思わない立場。Microsoft が private repository のプライバシーについて何らかの保証をしているのか気になる
GitHub Issues には極めて機密性の高い会社の秘密が多く含まれているだけに、セキュリティとプライバシーは非常に強固だろうという推測。多くの企業がソースコードや関連アーティファクトを預け、GitHub に大金を払っているため、GitHub にとって信頼構築はビジネスモデルの核心。自社の秘密でモデル学習をするような危険は冒さないだろうという意見
「Microsoft は private repository のプライバシー保証をしているのか」という質問に関連する議論へのリンクをこちらで紹介
「GitHub の検索は素晴らしい」という主張に疑問を呈する。たとえば "current logs could do with a bit of redesign" という検索語に完全一致するコメントがあっても、引用符で囲まなければ見つからず、タイプミス("redesing" のようなもの)のせいで検索が失敗するという問題提起
自分もそうだが、多くの人が最高のノートアプリを探そうとして、結局また Git リポジトリに Markdown ファイルを積み上げる形に戻ってくる
このやり方を続けたいなら、Obsidian + Git Plugin の組み合わせが最高だったという経験の共有。デスクトップでは素晴らしく動くが、iOS では多少セットアップが必要
無料のオープンソースノートアプリを一度試してみる価値があるという提案。開発元の顧客であることを明かしたうえで、em は個人的な思考整理のための美しくミニマルなノートアプリだと紹介
すべてのデバイスで自動双方向同期されるアプリと比べると、新規・修正ノートごとに手動で commit/push/pull しなければならない方式は古く感じるという意見
自分も同じだが、Markdown の代わりに Org-mode ファイルを使い、必要なときに org-roam タグを少しずつ追加していく流れ
Apple Notes と Markdown フォルダの間を行き来して苦労している経験の共有。Markdown フォルダは将来互換性に優れるが、Apple Notes はデザイン、シンプルさ、メディア対応などで卓越している。より多機能な Markdown アプリになるほど徐々にクローズドになり、閲覧用アプリ側もその機能をすべてサポートしなければならない。結局 Apple Notes に残ることにしたが、今回も Obsidian を使って Markdown フォルダへ移す手作業を進めている。エクスポートは使ったもののフォーマットがひどく、すべてのノートを手直ししなければならない状況
iCloud の "keep downloaded" オプションで、すべてのフォルダとファイルをローカルに保存できるようになった。これにより iCloud にファイルを保存するすべてのアプリが、オフライン作業とオンライン自動同期の両方をサポートすることになった
同期競合の処理と同期周期についての疑問
フォルダ移動時に iCloud が、いったんダウンロードしてから再アップロードする方式をまだ使っているのかを質問
ベンダーロックインを避けるために Codeberg を使う、あるいは Forgejo を自前でホスティングする代替案の紹介
GitHub Issues は最高のバグトラッカー/チケッティングシステムだという見解。インターフェースが直感的で、シンプルで、速いと称賛。ただし Microsoft のリデザインで壊されないか少し心配
仕事でさまざまな issue tracker を使ってきたが、GitHub にはいくつか重要な機能が欠けていると感じた経験。具体的には、コメントとは別に issue の要約を書けないこと、高度なアクセス制御が足りないこと(特定の issue だけ一部の人に見せることができない)、非公開の個人メモを追加する機能がないこと(公開コメントの代わりに一時的に書き留めておく用途)などを挙げる
Azure DevOps の存在理由そのものが、Microsoft のマーケティング哲学を GitHub に吸い込ませないための「重力の井戸」のようなものだという比喩的表現
すでにログインウォールが設けられ、検索できる issue 数も急速に制限されるなど、開放性が落ちているという指摘
連携(フェデレーション)機能がないのが残念。巨大なソース保存場所への中央集権化は、開発者コミュニティ全体として避けるべき構造だと思う。GitLab の federated merge request(関連 issue)機能は 9 年間まったく進展がない。この機能さえあれば、みなが中央集権的なシステムを使わずとも git のように協業できる。ちなみに、少し前に Microsoft が国際刑事裁判所の検察官のメールアカウントを、米国政府の命令で遮断したという話の紹介。欧州連合に対抗すると宣伝してから間もなく起きた皮肉な出来事。トランプが EU に我慢ならず、いつか Microsoft に GitHub の EU からのアクセスを止めろと言えば、止められてしまう現実がある。そうなったときビジネスとオープンソースにどんな影響があるか、よく考えるべきだという警告
中国だけでなく、米国の技術の信頼性も不安定になってきた以上、公共機関や政府は特定の国の技術への依存を必ず見直す必要があるという意見
Radicle のような代替案を試してみたい。今より状況が悪くなってから始めようとして、結局後悔することになりそうだという考え
Obsidian とほとんど同じだが、少し手順が多い感じ
その手順のひとつが「すべてのデバイスからアクセスするには年額 $50 を払う」あるいは「Web からアクセスするには年額 $100 を払う」といった支払いかもしれない、という冗談
実際、Obsidian もテキストファイルに少し手順を追加したようなものだ。ただ、根本的にテキストファイル自体が非常に強力で、デバイス間同期の方法もいろいろ存在する
Obsidian と違って GitHub Issues はオンライン専用。バックアップが取れないなら、それは確かに問題だという考え
Obsidian を自前でホスティングできるのか気になる。業務用で使う際はセキュリティが心配なので、ローカルにだけ置き、Markdown ファイルだけ OneDrive にバックアップする方法を提案