- ACMは2025年末までに全研究コンテンツを全面的にオープンアクセスへ移行する。
- この変化はコンピュータサイエンス研究のアクセス性拡大とイノベーションの加速を目的としている。
- ‘ACM Open’プログラムを通じて、機関別に透明な価格設定と無制限の論文公開サービスを提供する。
- ACM Digital Libraryは2026年からプレミアムとベーシックの2種類のアクセスオプションを導入する。
- オープンアクセス出版費は論文の種類とACM会員かどうかに応じて差別化される。
ACMの全面オープンアクセス移行:コンピューティング研究の新時代
- ACMは過去70年以上にわたり、コンピューティング分野の研究の発展と知識普及で重要な役割を果たしてきた。
- ACMは、2025年末までに全研究コンテンツを**全面オープンアクセス(オープンアクセス)**出版モデルへ移行する予定。
- この決定は、ACMが推進している教育・多様性・公共政策・コミュニティ意識向上プログラムの持続可能性を踏まえ、段階的に進めるためのアプローチである。
- 全面的なオープンアクセス移行は、単なる政策変更ではなく、知識アクセス障壁の解消と発見とイノベーションの促進を目的とした、ACMコミュニティへの責任感の表明である。
ACMのオープンアクセス戦略は次の2つの中核要素を中心に構成される
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1. ACM Open – 機関向けの持続可能なオープンアクセスフレームワーク
- ACM OpenはRead & Publishモデルを革新的に再設計し、機関がオープンアクセス出版を円滑に支援できるようにするプログラムである。
- 機関単位の価格設定は、過去3年間の同機関の出版実績を基に算出され、契約期間中は固定される。
- このモデルは予算予測を可能にし、機関に無制限オープンアクセス論文出版とACMコンテンツ全体の閲覧権限を提供する。
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ACM Openの主な利点
- 無制限オープンアクセス出版
参加機関所属の対応著者は、追加の論文処理費(APC)なしで無制限にオープンアクセス論文を公開できる。
- 公正で予測可能な価格
最近の出版実績を基にした固定年間価格により、コスト透明性と予算の安定性を確保できる。
企業および政府機関の個別価格は別途お問い合わせください。
- プレミアムデジタルライブラリアクセス
参加機関にはACM Digital Library Premiumの全アクセス権が提供され、
80万件を超えるACM論文、6,500を超える他出版社コンテンツのインデックス、先進ツール、独占機能などを無制限に利用可能。
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2. ACM Digital Library – カスタマイズ可能なアクセス性とエンゲージメント
- 2026年1月からPremiumとBasicの2種類のアクセスオプションが導入される。
- ACM Openに参加した機関は自動的にPremiumアクセス権を取得し、
- 単独のPremiumサブスクリプションも別途提供される予定。
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Premium ACM Digital Libraryの主な機能
- ACM Guide to Computing Literatureを通じてACM外部の研究資料をインデックス化・アクセス可能にする。
- AIベースの検索、一括ダウンロード、引用管理などの高度な研究ツールで研究フローを改善。
- 利用統計、引用トレンド、Altmetricなどの深層分析ツールで研究インパクトを評価可能
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