66 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-10-15 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • Linux作業の効率を高めてくれるさまざまな最新コマンドラインツールを紹介
  • 従来の伝統的なUnixコマンドをモダンに置き換えたり機能を強化したりする、Rust・Go などで開発された性能重視のツールを多数含む

ファイル閲覧・探索ツール

  • bat : cat コマンドのシンタックスハイライトgit 統合機能を強化した版
  • exa : ls/tree を置き換えるモダンなファイル一覧ビューアだが、現在はメンテナンス終了状態
  • eza : exa のフォークで、モダンな ls/tree を提供
  • lsd : 次世代 lsで、既存互換性とより洗練された出力をサポート
  • broot : ナビゲーションを強化したツリー形式のファイルエクスプローラ
  • nnn : 軽量・高速なターミナルファイルマネージャ

ファイル・ディレクトリ容量分析

  • ncdu : テキストベースの直感的な du インターフェースを提供
  • dust : Rust で実装されたより使いやすい du 代替
  • duf : 従来の df より使い勝手を改善したディスク使用量分析ツール

ファイル・コード検索

  • fd : 簡潔で高速な find 代替で、使い勝手に優れる
  • ripgrep : gitignore をサポートする超高速 grep 代替
  • ag : ack に似ているがさらに高速なコード検索ツール
  • fzf : 汎用ファジー検索ツール。パイプラインなどさまざまな場面で活用可能
  • bfs : breadth-first ベースの find 代替

ターミナル内 Git/diff ビューア

  • delta : git および diff の結果を読みやすく可視化

コマンド履歴・処理

  • mcfly : シェル履歴の検索・探索を革新的に改善。検索品質の向上と直感的な UI を提供

データ処理

  • choose : cut や一部の awk より直感的で高速な代替
  • jq : JSON 専用の sed のように使えるデータパーサ
  • sd : より親しみやすい find/replace として使える sed 代替ツール

システム/プロセス監視

  • bottom : クロスプラットフォームのグラフィックベース システム・プロセスモニタ
  • glances : top/htop改良版
  • gtop : ターミナルダッシュボード型システムモニタ
  • procs : Rust で書かれたps 代替コマンド

ベンチマーク・ネットワーク

  • hyperfine : CLI ベンチマーク自動化ツール
  • gping : グラフ表示機能を備えた ping ツール

HTTP クライアント

  • httpie : モダンで使いやすい CLI 向け HTTP クライアント。開発者の API テストに適する
  • curlie : curl のパワーに httpie使いやすさを組み合わせたツール
  • xh : 性能重視の httpie 代替ツール

ディレクトリ移動・エディタ

  • zoxide : z に着想を得たスマートな cd コマンド
  • micro : モダンな機能を備えたターミナルテキストエディタ

新たに登場した CLI ユーティリティ

  • up : リアルタイムプレビュー対応のパイプラインツールで、コマンド出力を即座に確認可能

ヘルプ・ドキュメントツール

  • ManKier : 要約型 man ページで、すっきりしたコマンド説明を提供
  • tldr : 簡潔で例示中心の man ページ要約
  • tealdeer : Rust ベースの tldr 実装で、高速に動作
  • explainshell : コマンド引数を自動解析し、意味を視覚的に説明
  • cheat.sh : tldr とチートシートを統合したオンラインヘルプサービス

GUI ツール

  • baobab : GUI ベースのディスク使用量アナライザ
  • stacer : システム最適化と監視の GUI ツールで、サービス管理を含む

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-10-15
Hacker Newsの意見
  • こういうツールは客観的には優れているのかもしれないが、OSを新規インストールしたり、VMを立ち上げたり、SSH接続したりするたびに毎回こうしたツールをセットアップするのは終わりのない苦労だと気づいた。環境ごとに設定するのは疲れるし、ある場所では新しいツール、別の場所では伝統的なツールを混在させて使いたくもない。古典的なツールをしっかり身につけることが、結局いちばん楽になる方法だ

    • 自分の時間の大半を自分のコンピューターで過ごす人にとっては、こうした利便性向上の価値は大きい。それでも古典的なツールもひと通り使えるので、たまに別のサーバーで作業する程度なら十分だ。誰もが一日中さまざまなサーバーにログインし続けるシステム管理者というわけではない

    • 中にはあまりにも優れていて、少し面倒にインストールしてでも十分価値があるツールもある。私は古典的なツールも使いこなせるが、それでも常に fd や ripgrep のほうが良い

    • 私が Nix を本当に気に入っている理由は、ほぼあらゆる環境で同じセットアップを実現できる点だ(自分が使うのは linux か macOS なので、この2つだけ気にすればよい)。root 権限不要の Nix のインストール方法もいくつかあるので、どこでも自分の環境をそのまま再現できる。もちろん Nix がなくても古典的なツールで十分やっていける。どちらか一方だけを選ぶ必要はなく、両方持てる

    • OS を新しく入れるときは、どうせ必要なパッケージを apt-get、pacman、dnf、brew などで入れる必要があるし、自分用のブラウザやエディタなども別途インストールしなければならない。SSH で入れば GUI も使えないが、だからといって GUI ツールを避ける理由にはならない。個人環境と共有環境でツール構成が違っていても、大した問題だとは思わない。たとえば bat は cat を完全に置き換えるものではなく、構文ハイライトを追加して生活を楽にしてくれる。入っていなければ使わなければいいだけだ

    • 私の考えでは、「一つのことをうまくやる」という UNIX 哲学に照らせば、より優れた代替が現れたときにそれへ簡単に置き換えられること自体が、こうしたシンプルなユーティリティの要点だ。キャリアのために古典的な道具を先に学ぶのはその通りだが、新しい代替も必ず学ぶべきだと思う。私は bat や eza よりも、fd(find の代替)、sd(sed の代替)のような時間を節約する代替のほうが本当に役立つと感じる

  • 複数のネットワークや顧客先など、数百台のサーバーに接続する立場からすると、カスタムツールを使う価値はほとんどない。環境の90%にはそうしたツールが入っていないからだ。私は ansible-config にほんの数個だけ追加して自動化で配布しているが、リストは非常に簡潔に保っている。自分が管理するシステムの95%は debian か ubuntu なのでベースラインはほぼ同じで、そこに ack、etckeeper、vim、pv、dstat などを足す程度だ

    • ここで重要なのは「サーバー」だという点だ。少し改善された sysadmin 向けプログラムの大半はそれほど価値がないかもしれないが、中には開発環境で使う本物の dev ツールもあり、そういうものはプログラミングする少数のマシンにだけ入れればよい。ripgrep(優れた recursive grep)、jq(JSON プロセッサで、unix の基本ツールキットには代替がない)、hyperfine(ベンチマーク)などが代表例だ

    • Windows と Linux を行き来して仕事をしていると、ripgrep のような優れたクロスプラットフォームツールは本当に便利だ

    • こうしたアプリをリモートの SSH セッションに自動で持ち込むツールや SSH 拡張が実際にあるのか気になる。小さいバイナリなら temp フォルダにコピーして使うこともできるし、その過程を自動化することも想像できる。ただし問題はセキュリティ面や、追加権限が必要ないかどうかだ。結局のところ鍵になるのは、こうしたアプリの移植性だと思う。自分もこのことはよく考える

    • emacs はほとんど1つのオペレーティングシステムのように動くので、どんなシステムでも見慣れた環境を得られる。「GNU is my operating system, linux is just the current kernel」という言葉が生まれたのもそのためだ。ベテラン管理者として、Linux を学び始めた人にはまず info コマンドを見て、そのマニュアルを全部読むよう勧める。そうすれば大半の管理者を大きく引き離せる。組み込みツールが何かを知っていれば、マニュアルも充実しているのでスクリプトも書きやすく、それこそが Linux 哲学の核心だ。昔は nano すらなく vi しかない時代もあったが、今では CI/CD 自動化で TUI エディタを追加するのも簡単だ

    • こういう「自分はこういう人間だ」というタイプのコメントにはあまり共感しない。カスタムツールをリモートにインストールしないという事実に興味がない人も多い。少なくともローカルコンピューターにこうしたツールを入れて利点を得よう、という話だ

  • この表には「このツールは何の問題を解決するのか」という追加の列があるとよいと思う。そして「Rust で実装されている」みたいなのは差別化要素ではないと思う

    • 「Go で書いた」が差別化要素だという説明を聞いて、会社の会議で呆れたことがある。#facepalm

    • 表にある多くの項目は、「syntax highlight」「ncurses interface」「more intuitive」のように実際の問題には触れている。ただ、「rust で書かれている」「modern」「better」といった表現は役に立たないと思う

    • ほとんどのツールの第一の目的は UX 改善だ

    • GPL ではないライセンスを使っていることも差別化要素ではない

    • こうしたツールのかなりの部分が Windows でも使えるのは良いことだ

  • こういうツール一覧はいつ見ても楽しい。たいていの人は、おそらくここにあるツールのうち1つか2つはうまく活用できると思う。個人的には ripgrep と jq は必須だ。ripgrep は grep 代替の中では最高のドロップインで、jq は自分が本当に必要としていた問題を解決してくれる。lsd や dust も試してみたい。新しいツールが自分に直接必要でなくても、みんながこうしたツールに時間を注いでくれることに感謝している。共同体全体のツールボックスを少しずつ良くしていく行為は素晴らしい

    • 最初に選ぶなら fzf だろう。rg や jq よりずっと好きだ

    • ripgrep は grep と動作が違うので、実際にはドロップイン代替ではない。素晴らしいプログラムではあるが、完全互換ではない

    • 私のような Linux 管理者には、こういうぎっしり詰まったリストがそれぞれある。私は GPL ベースのスタックを中心に固めていて、この ikrima.dev の形式が特に気に入っている

  • 私はターミナルで暮らしているようなものだが、こうしたツールは今すぐ必要な問題を解決してくれるわけでもなく、自分のシステムに入っているわけでもないのに、なぜか何万もの GitHub スターを集めている。いったい何がそんな人気の理由なのかわからない

    • 音楽ライブラリの中で暮らしている人でも、自分の好みでなかったりライブラリにないアーティストが何百万枚も売っていると不思議に思うことはある。冗談はさておき、実際にこうしたツールを自分で使ってみたことがあるのか聞きたい。私も以前は vim がなぜ使われるのかわからなかったが、ちゃんと使ってみると理由がわかった

    • fzf を使っていないの? ターミナル生活はかなりつらそうだ。直接実行するよりも、各シェルプラグインで Ctrl+R による bash_history の検索や、Ctrl+T によるカレントディレクトリ内ファイルのファジー検索ができるので本当に便利だ

    • core unix ツールセットは非常に堅牢なので、基本ツールだけでも十分に作業できる。代替ツールの多くはより優れているが、必須というわけではないし、しかも大半は標準インストールされていない

    • 素朴な疑問として、組み込みの unix ツールだけで隠しファイル(.git など)を無視しつつ、特定の拡張子だけを recursive grep するエレガントな方法はあるだろうか。たとえば rg -g '*.foo' bar は本当によく使うパターンだ。fd で正規表現や glob に一致するファイルを探すのも同じだ。基本ツールだけではすっきりした方法が見つからなかった

    • ターミナルで一日中どんな作業をしていて、ツールセットを改善したいという欲求がないのか気になる。もしかしてツールを全部自分で書いているのか、と聞きたくなる

  • ダークモードだとリンクテキストがほとんど見えず、読みにくい

  • jq だけが、既存ツールでは解決できない現実的な問題を解いていると思う。残りはほとんど好みや性能、ハイライト、Rust 実装といった違いにすぎない

  • どこかのチームが、引数や色、テーブルなどのデザインを一貫して揃えたツールの「スイート」を出してくれたらいいのにと思う

  • 長いこと htop を top より取っつきやすいと思って使っていたが、htop はデフォルトでカーネルスレッドを表示しないため、障害原因の特定で足を引っ張られた。その後は、必要な情報をすべて見せてくれて信頼性も高い top に戻った。htop や btop のような UI は、ただの見せ物に近いと思う

  • この記事は 2023 年のものだ。「モダンツール」の大半はすでに更新されていたり、新しい流行のものが出ていたりするかもしれない

    • ツールの数が多いから、半分だけ生き残っても十分に価値がある

    • 私の経験はむしろ逆だ。こうしたツールの大半は、時間をかけてしっかり学びさえすれば非常に強力な GNU の基本ツールを、もう一度「再発明」したにすぎない