サイドローディングをめぐる議論:F-Droidの視点
(f-droid.org)F-Droidは、Googleの新しい開発者プログラムがAndroid端末所有者のソフトウェアの自由を制限すると批判し、Googleの「サイドローディングはなくならない」という主張に反論するブログ記事を公開しました。この記事は、Googleの方針がユーザーの権利、クリエイターの自由、国家のデジタル主権を侵害すると指摘しています。
Googleの主張の虚偽性
- Googleは、サイドローディング(公式ストア以外の提供元からアプリをインストールすること)は維持されると主張していますが、これは事実ではありません。新しい「開発者検証命令」により、すべてのアプリがGoogleの承認を受ける必要があり、開発者は登録料、政府発行IDの提出、利用規約への同意などを求められます。
- サイドローディングとは本来、仲介者なしにソフトウェアをインストールすることを意味しますが、Googleの方針はこれを事実上禁止します。
ユーザー・クリエイター・国家への影響
- 消費者: Androidの「開放性」という約束が破られ、Googleの判断によって信頼できるソフトウェアしかインストールできなくなります。これはOSアップデートによって不可逆的に適用されます。
- クリエイター: アプリを直接配布できず、Googleの承認が必須になります。
- 国家: 市民の権利と主権をGoogleに委ねることになり、権威主義体制の要求に脆弱になります。(例:過去の合法アプリ削除事例)
- この方針は中国を除く95%以上のAndroid端末(Samsung Galaxy Store、F-Droidなどを含む)に適用されます。
安全性の主張への反論
- Googleは、インターネット上の提供元からのマルウェアはPlayストアの50倍だと主張していますが、証拠は不十分です。むしろPlayストア自体でも悪性アプリ(224件の削除事例、1,900万ダウンロード)が問題になっています。
- 単一企業によるセキュリティ判断は、商業的利益に偏る可能性があります。
対応策
- ユーザーはkeepandroidopen.orgを通じて代表機関にAndroidの開放性を求めることができます。
- 開発者はGoogleプログラムへの登録を避けてください。
- コミュニティ、メディア、市民団体による反対が必要であり、Androidユーザーの半数以上が影響を受けます。
結論として、Googleはユーザーが所有する端末でどのソフトウェアを信頼するかを決める権利を尊重すべきです。この方針はF-Droidのようなオープンソース配布にとって脅威となります.
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