- 『ディルバート』の作者スコット・アダムスが前立腺がんのため68歳で死去し、風刺的な職場文化マンガで知られたキャリアに幕を下ろした
- 元妻シェリー・マイルズが**YouTube番組『Real Coffee with Scott Adams』**で彼の死去を確認
- アダムスは、がんが骨に転移しており回復の可能性がほとんどないことを新年の配信で自ら言及していた
- 死去前に残したメッセージでイエス・キリストを受け入れると信仰を告白し、自身の遺産に対する意思を残した
- 『ディルバート』は1989年に始まり、世界65カ国の2,000紙に掲載されたが、2023年の人種差別発言を巡る論争後に中止され、その後ウェブコミック形式で再開された
スコット・アダムスの死去と最後のメッセージ
- 漫画家スコット・アダムスが、がん闘病の末に68歳で死去
- 元妻シェリー・マイルズが1月13日のYouTube配信で死去を発表
- マイルズは「彼はもう私たちと共にいない」と語り、死去が配信の直前に起きたと説明
- アダムスは2025年5月、前立腺がんが骨に転移したと明かしていた
- 2026年1月1日の配信では、回復の可能性は「事実上ゼロ」だと述べた
- マイルズは、彼が亡くなる前日に「今回は何かが違う気がする」と語り、死を予感していたと伝えた
- アダムスは家族に見守られながら安らかに息を引き取った
- 死去後、マイルズはアダムスが元日に書いた**「最後のメッセージ」**を公開
- 「自分の体は脳より先に壊れた」として、遺言や財産に関する決定が精神的に健全な状態で下したものであると強調
- 「イエス・キリストを私の救い主として受け入れる」との信仰告白を残した
『ディルバート』の誕生と成功
- **『ディルバート(Dilbert)』**は1989年に連載開始したオフィスワーカー風刺マンガ
- 主人公はエンジニアのディルバート、舞台はホワイトカラーのオフィス環境
- アダムスが**Pacific Bell Telephone Company(現AT&T)**勤務時代の経験をもとに制作
- 1990年代を通じて世界的な知名度を獲得し、1997年に**National Cartoonists Societyのルーベン賞(Reuben Award)**を受賞
- 2013年時点で、65カ国の2,000紙に掲載され、25言語に翻訳されていた
人種差別発言を巡る論争とその後の活動
- 2023年、アダムスが「白人は黒人から離れているべきだ」と発言した後、複数の新聞が『ディルバート』の掲載を中止
- USA TODAY Networkを含む主要メディアが掲載を停止
- アダムスはこの発言について、**誇張表現(hyperbolic)**だったと説明した
- その後、『Daily Dilbert Reborn』の名でLocalsプラットフォーム上のウェブコミックとして再開
著書と遺産
- アダムスは多数の著書を出版
- 『God’s Debris』(2001)、『The Religion War』(2004)、『How to Fail at Almost Everything and Still Win Big』(2013)、『Loserthink』(2019)、『Reframe Your Brain』(2023)など
- 新年のメッセージで「私は驚くほど素晴らしい人生を送った」と述べ、自身の仕事から得た恩恵を**「他の人へ渡してほしい(pay it forward)」**と呼びかけた
- 「私が残したい遺産は有用さだ。そして最後まで皆さんを愛していた」と記した
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