Discord はどのように勝利したのか
(ianvanagas.com)ゲーマー向けの音声/グループチャットで勝者となったDiscordの分析
- 10倍良いこと: TeamSpeak、Mumble などの問題は、セットアップの難しさ、有料ホスティング、不明確なベネフィットなど
→ Discord は2回クリックするだけでサーバー(Slack のワークスペース)を作成し、チャンネルを始められる
→ 他の人を招待しやすい。絵文字、ボット、ビデオ通話、画面共有など多様な機能
→ 最も重要なのは、こうした優れた機能がありながら「無料」だということ
- Sell Status to Capture Value(価値を確保するために「ステータス/地位」を売る)
→ Discord は LoL のスキンのように、自分の Status を購入するモデル
→ Nitro のサブスクリプションサービスに加入すると
· 品質向上(ファイル転送サイズおよびビデオ通話品質)
· 特別なプロフィールアップグレード(より多くの絵文字、アニメーションプロフィール写真、カスタムタグ)
· 最も重要なサーバー「Boost」(ブースト)を2つ付与
→ Boost は Discord サーバー内でユーザーの Status(地位)を高める
· 自分が所属するサーバー自体をブースト
· ブーストを受けたサーバーは、絵文字スロット、コスメティック機能(アニメアイコン、サーバーバナー)、品質改善(音声/映像、ファイルアップロードサイズ)の向上
· ユーザー名の横には、この人が「このサーバーに貢献するブースター」であることを示すアイコンを表示
→ Nitro は月額 $5 または年額 $50(クラシックの場合。最近のものは $9.9 / $99)
· 2つのサーバーブーストを基本提供
· ブーストは1つあたり $5 で別途購入可能
· サーバーに提供したブースト数に応じてユーザーレベルが決まる
· Level 1 は2個、Level 2 は15個、Level 3 は30個
· サーバーサイズごとにこの数字は異なる。つまりサーバーが大きいほど、Level 3 に到達するにはより多くのブーストが必要
· 例)Minecraft: 165 ブースト($825)
LoL(League of Legends): 201 ブースト($1005)
あつまれ どうぶつの森: 412 ブースト($2060)
Python: 44 ブースト($220)
CallMeCarson(アメリカの有名YouTuber): 1153 ブースト($5765)
- Discord は無料でも非常に多くのユーザーを持つサーバーへと成長でき、サーバー管理者がお金を払う必要もない
→ しかしユーザーが増えれば、Discord は自然に収益を上げられる優れた有料モデル
10件のコメント
最近、小学生の息子が友だちとただ一日中つけっぱなしで使っているんですよね。友だちがどんなゲームをしているか表示されるので、一緒にやろうと話すきっかけになるのが大きいようです。
配信もすぐできるし、ボイスチャットもできる。本当に楽しく遊べる遊び場です。Slackと比べて機能的な差はそれほどないのに、使っていて少し軽い感じがします..
Discordがコラボレーションツールになるうえで最大の難関は、
「自分の上司をDiscordの友だちに追加したい人は、ほとんどいない」ということ
まあ、そうではあるんですが、現在のUIは遊び寄りに偏りすぎているところもありますし..
エンタープライズ向けに入っていくなら、機能だけ切り出して別アカウントにして、もう少しB2B向けのUIっぽく変えることもできるんじゃないでしょうか?
Discordを会社のコラボレーションツールとして使うのは、sduckさんが言っていたようにちょっと微妙な理由があって無理がありますが、オープンソースコミュニティや趣味で開発するコミュニティでは、むしろ遊び寄りであることが長所になるのではないかとも思います。やはり雰囲気が気楽ですから。
DiscordはSlackに比べてどんな弱点があるのでしょうか?
ぱっと見たところ、Threadがサポートされていないと聞いた気がします。
はい、無料版の Slack と比べて不便なのは2つくらいだと思います。
スレッド機能
ファイル1件あたりのアップロード容量(8MB)
でも、私はそもそもスレッド機能があまり好きではなくて……(笑)
ただ、
メッセージ検索が無制限、画面共有、ストレージ容量が無制限(ファイルのアップロードサイズには制限がありますが、件数は無制限)
音声専用チャンネル、簡単ですばやい音声・映像通話など
など、比較して優れている部分が多いので、一度使ってみることをおすすめしています。
仕事でSlackとTeamsを使ってみると、スレッド機能はたしかにかなり良いと感じました。話題ごとに会話できるからです。でも、SlackはスレッドUIがものすごく使いにくくて、スレッドを使うのが難しいレベルですし、Teamsはよく整理されているので、チームでうまく活用しています。
ああ、Teams のスレッドは一度見てみます。スレッド自体が嫌いなんじゃなくて、Slack のスレッドが嫌いなだけかもしれませんね! 笑
Discordをうまく活用した事例として、以下の記事も参考にしてください。
無名ゲームをバイラルさせる : Spellbreakの成長の教訓 https://ja.news.hada.io/topic?id=2794
機能面だけを見れば、Discordには本当にSlackより優れている部分が多いです。インターネットコミュニティにより適したやり方です。
今のところDiscordはエンタープライズ分野にはあまり関心を向けていませんが、エンタープライズに入っていけばSlack/Teamsの立派な競争相手になると思います。