Uruky: 有料のヨーロッパ検索エンジンを1か月使ってみた記
(robheghan.prose.sh)- Kagiの代替となるヨーロッパ拠点の有料検索エンジンを探す流れの中で、Urukyはヨーロッパでのホスティング・検索専業・ヨーロッパの検索プロバイダー利用を強みとして打ち出している
- アカウント作成はSign upをクリックするだけで終わり、ログインもアカウント番号だけを使う仕組みなので、サービス側が把握できる情報は検索の好みと月額課金の有無以外ほとんどない
- 検索設定では特定ページのブロック・上位表示、デフォルトの言語・国、検索プロバイダーとプロバイダーごとの順位を調整でき、代替検索リンクも結果上部に置ける
- 1か月使った結果、Urukyの検索結果はEcosiaより全体的に見劣りし、UrukyがEcosiaとQwantの検索インデックスであるEUSPを使っている点を考えると、なおさら意外だった
- 月5ユーロという価格とインターフェースは好印象だが、肝心の検索結果の品質が不足しており、まだ日常使いの検索エンジンにするのは難しい
Kagiの代替として見たUruky
- Urukyはユーザーがお金を払って使う有料検索エンジンで、Kagiに近いタイプのサービスである
- Kagiの購読を解約した理由は3つあった
- KagiがロシアのYandexを基盤プロバイダーの1つとして使っている点が、ヨーロッパのユーザーとしては気になった
- Kagiが米国企業である点が、デジタル主権を高めたいという目標に合わなかった
- Kagiの関心が検索以外にもブラウザーやメールホスティングへと広がっている
- Urukyはこうした不満を減らす方向により近い
- ヨーロッパでホスティングされている
- AIではなく通常の検索だけに集中している
- ヨーロッパの検索プロバイダーだけを使っている
アカウント作成とプライバシーの仕組み
- アカウント作成はSign upボタンを押すだけですぐ終わり、ログインにはアカウント番号だけが必要
- この方式では、Urukyがユーザーについて把握しにくいのは検索の好みと月額課金の状態くらいであり、プライバシー面で利点がある
- ただし、アカウント番号が総当たり攻撃に比較的弱いのではないかという疑問は残る
- 個人情報がないため、攻撃者にできることは設定をいじる程度に見える
- パスワード設定機能があると望ましいが、大きな懸念とは見ていない
検索設定と比較機能
- UrukyはKagiのように検索の挙動をカスタマイズできる
- 特定ページの検索結果をブロックしたり、より上位に表示したりできる
- デフォルトの検索言語と国を設定できる
- 使用する検索プロバイダーを選び、各プロバイダーの結果順位を調整できる
- GoogleやEcosiaのような代替検索プロバイダーを指定すると、すべての検索結果の上部にリンクとして表示される
- 複数のプロバイダーの検索結果を簡単に比較できる
1か月使ったあとの検索品質評価
- 実際の検索結果の品質は、1か月使った限りでは良くなかった
- 以前はEcosiaを使っていたため、Urukyの結果をEcosiaとよく比較した
- ほとんどの場合、Ecosiaのほうがより良い結果を提供した
- UrukyがEcosiaとQwantの作った検索インデックスであるEUSPを使っている点を考えると、この差は意外に感じられた
- UrukyもEUSPも新しいサービスである点は考慮する必要がある
- Kagiは、比較的小さなチームでもGoogleより良い検索を作れることを示した例として言及されている
- Urukyの価格は月5ユーロと安く、インターフェースも良いが、最も重要な検索結果の品質という点で不足している
- 機能追加や改善は良いペースで進んでいるようで、数か月後に品質が日常使いの検索エンジンとして通用する水準まで上がれば、再評価する価値はありそうだ
1件のコメント
Lobste.rsの意見
Kagiから来て最近 Uruky に乗り換えたが、検索品質が足りないという感覚はあまりなかった
だいたい探しているものは見つかっていて、慣れるのに少し時間がかかっただけだった。Kagiが提供していた 昔のGoogle のような感覚ではないので、検索のやり方を少し変える必要があった
Brave Search は「無料」のわりにはKagiより良い結果を返してくれる感じがする
それでも、より良い代替があるならうれしいし、まだ検索エンジンに購読料を払う気があるかはよくわからない
ただ SearXNGインスタンス を自分で動かせばいいのでは?