- スタートアップの55%は人の問題で失敗する
- Google for Startupsが40か国・900人の創業者/CEO/CTOを調査
→ 最高のリーダーシップ戦略を整理し、『Effective Founders Project』PDF(59ページ)として公開
重要な7つのポイント
1. 人をボランティアのように扱う
- 大学卒の新人から経験者、世界レベルの人材まで、優秀な人ほど意義あるミッションのために大きな仕事をしたいと考えている
- 目的を持ってチームに刺激を与えることは、優秀な人材を採用し、引き留める機会を生み出す
- 例えば優れたエンジニアは、市場を追うだけの古いプロジェクトよりも、独自性のある挑戦を望む
2. 妨げとなる要素からチームを守る
- CEOはしばしば新しいアイデアに気を取られがちだが、優れたCEOは本当に重要なことに集中できるようにする
- しかしこれは難しい。スタートアップが進む道を探しているときは、あらゆるものが機会に見えて集中しにくくなる
- チームの勢いを作るために、明確な目標と優先順位を設定すること
- それが次第により良い成果と士気につながる
- 良いアイデアをあえて見送るときのために、一種のクロージャー・リチュアル(Closure Ritual)を作ることも重要
3. 不要なマイクロマネジメントを最小限にする
- 特定の状況では役立つこともあるが、効果的なリーダーは自分自身とビジネスを成長させるため、委任を目指す
4. 意見の不一致を奨励する
- 創業者はしばしば、自分と異なる意見を過小評価する傾向がある(共同創業者や同僚はそれを高く評価しているのに)
- いくつかの研究では、チーム間の意見の不一致が実際にはより効果的な結果につながるとされている
- 結果として、より革新的で包括的な製品を作ることになる
5. 対人面での公平性を保つ
- 共同創業者間の対立の主な原因は、期待の違反(Violated Expectations)
- データによれば、多くの創業者は共同創業者の責務(Duty)を追跡している一方で、無意識のうちに期待値の定義を最低限にしている
- 最も効果的な共同創業者は、率直に議論し、互いに期待することを文書化し、私たちが「対人面での公平性(Interpersonal Equity)」と呼ぶものを継続的に確認している
- 二人の期待値は公平だと感じますか? あなたが与えているもの・受け取っているものは、共同創業者と比べて公平ですか?
6. 専門知識に歩調を合わせる
- あらゆる分野の専門家になることはできないが、リーダーは適切な人を採用し、チームを成長させるために十分な知識を持つ必要がある
- 最も効果的な創業者の93%は、業務を効果的に管理し、業界で先行し続けるための時間を割ける技術的専門性を持っている
7. 落胆(discouragement)を乗り越える
- 多くの人は自信(self-confidence)が時間とともに育つと期待するが、データによれば、最も効果的な創業者も、そうでない創業者と同程度の自信しか持っていない
- これはダニング=クルーガー効果*と整合する
→ 能力の低い人が誤った判断を下して誤った結論に至る一方、自分にその能力がないために誤りに気づけないという認知バイアスの一つ
- 旅の始まりにある過信(overconfidence)は創業者が一歩を踏み出す助けになるが、やがて落胆と自己疑念(self-doubt)が始まる
- そしてこの二つが、より遠くまで進むために必要な内面的な挑戦を与えてくれることがある
- 人によっては、自己疑念が挫折のように感じられる
- もしそうなら、それは避けられない失敗ではなく、成長のサインかもしれないことを覚えておくこと
- 自分のための支援システムを見つけ、前向きなことに集中し、必要なときに助けを求める方法を知っておくこと
4件のコメント
とてもいいですね!ありがとうございます。
共感しました。ありがとうございます。
今の私にまさに必要な文章だった気がします。とても素晴らしい記事を共有してくださり、ありがとうございます!
5番に関連して、共同創業時に株主間契約書に盛り込むべき内容も参考にしてください