10 ポイント 投稿者 kunggom 2023-05-24 | 4件のコメント | WhatsAppで共有

x86 ISAに64ビットが導入されたCPUが登場してから、もう20年も経ちましたが、いまでもx86 CPUを使うPCの電源を入れた直後は、ほんの短時間とはいえCPUが16ビットモードで動作するそうです。旧製品との互換性を維持するため、リアルモードやプロテクテッドモードといった1980年代の遺産が、いまなおCPUに残っているわけです。

しかし、32ビットOSですらもはや新しいバージョンが出なくなった今、16ビットモードにどれほどの意味があるのか、というのがIntelの考えのようです。そこでIntelは、将来登場するx86-64 CPUから既存のレガシーモードを大幅に削除しようという提案を出しました。これをx86Sと呼ぶようです。

x86Sの最大の特徴は、64ビットOSしか実行できないことです。CPUからレガシーを大きく取り除き、最初から64ビットモードで起動するため、32ビットOSですらインストールも実行もできないとのことです。ただし、64ビットOS上で32ビットアプリケーションを動かすことはできるそうです。

では、既存のx86-64向けOSは初回実行時にCPUが16ビットモードで始まることを前提に作られているはずですが、それはどうするのかというと、Intelによれば仮想化ソリューションを使えばよいという話のようです。それでも、基本的にはこうしたCPUが登場した場合、それに対応した最新のOSを使う必要があるのではないかと思われます。

一般的なPCを購入する普通のユーザーにとってはそれほど大きな変化ではないかもしれませんが、古いレガシーシステムや、そのようなシステムが組み込まれた機器を利用・保守している側にとっては、あまり歓迎しにくい提案のようです。果たして、実際にこれが適用されたCPUはいつごろ登場するのでしょうか。

参考 - 韓国国内記事:

4件のコメント

 
asdwqr 2023-05-26

昔こういうの、もう1つ作っていませんでしたっけ?

 
cosine20 2023-05-25

性能を今こそ考慮すべきでしょう。IA-64のように命令セット自体がまったく別というわけでもなく、既存のAMD64からレガシー命令を取り除くだけでもありますし。
Apple M1、M2のようなCPUを作れないから作っていなかったわけでもなく、下位互換性のためにこれまで維持してきたのですが、x86Sが出ればCPU自体の計算性能、そしてノートPCの性能やバッテリー持続時間が飛躍的に改善されると見ています。

 
taeunlee99 2023-05-25

AIの時代となり、より高い性能が求められる今、古いフォームファクタにこだわっているわけにはいきません。ARMアーキテクチャがますます成長している中で、思い切った変化が必要だと思います。

 
xguru 2023-05-25

最近、数年ぶりにPCを1台組んでみて気づいたのですが、手元にあった正規版WindowsのUSBがMBRで作られていて、起動デバイスとして認識すらされませんでした。GPTで新しくフォーマットして作り直す必要があると言われたのでそうしたのですが、何かが少しずつ変わってきている感じはします。