携帯電話のパスワード保護
- 米ユタ州最高裁の全員一致の判決によると、犯罪容疑者は自分のパスワードを警察に提供しなくてもよい。
- この判決は、米国憲法修正第5条の自己負罪拒否特権に基づいており、米連邦最高裁で審理される可能性がある。
アルフォンソ・バルデス事件
- アルフォンソ・バルデスは、元交際相手を誘拐し暴行した容疑で逮捕された。
- 警察はバルデスの携帯電話内を捜索するための令状を取得したが、パスワードを解除できなかった。
- バルデスは警察へのパスワード提供を拒否し、裁判ではその拒否が証拠不足につながり、有罪判決を受けた。
控訴裁判所の判断
- 控訴裁判所は、バルデスには修正第5条に基づいてパスワード提供を拒否する権利があり、裁判でそれを利用したのは権利侵害だと判断した。
- ユタ州最高裁は控訴裁判所の判断を支持した。
最高裁で審理される可能性
- 電子機器内の暗号化された情報に対する法執行機関の取り組みに関連して、修正第5条がどのように適用されるのかという重要な問題が提起された。
- バルデス事件は、機器のロック解除を強制する命令に関するものではなく、連邦最高裁がまだ扱っていない現代技術の状況だ。
- ユタ州最高裁は、パスワードを口頭で提供することは修正第5条における証言的コミュニケーションに当たると判断した。
GN⁺の見解
- この事件は、個人のプライバシー保護と法執行の間のバランスを見いだすうえで重要な役割を果たす。
- 携帯電話のような個人用電子機器のセキュリティはますます重要になっており、このような判決はそれらの機器の保護を強化しうる。
- この事件は、米連邦最高裁にデジタル証拠の収集に関する法的問題を明確化する機会を提供する可能性があり、技術と法の相互作用を示す興味深い事例になりうる。
2件のコメント
令状が発付されているなら可能であるべきでは… こうなると令状の意味って何だろう
Hacker Newsの意見