1 ポイント 投稿者 GN⁺ 2024-01-19 | 1件のコメント | WhatsAppで共有

Elloの静かな死

  • 2014年8月7日に公開されたElloは、広告中心のソーシャルネットワークに代わる選択肢としての地位を築こうとしていた。
  • ユーザーデータを販売せず、広告も表示しないという原則を掲げていたが、2023年6月のサーバー障害により、すべての会員投稿コンテンツにアクセスできなくなった。

Elloの資金調達と公開

  • Elloは、アーティストとデザイナーが作った、シンプルで美しい広告なしのソーシャルネットワークをうたっていた。
  • 初期には招待制ベータ版として始まり、ベンチャーキャピタルから資金調達を受けていた。

創業者たちの反応

  • ElloのCEOと共同創業者たちは、資金調達への懸念を一蹴し、Elloは広告やユーザーデータ販売なしで運営されると主張した。

シリーズAとPBC

  • Elloは550万ドルのシリーズA資金を調達し、公益法人へと転換して、広告なしで運営されることを法的に保証した。

シリーズBとCEO交代

  • 2015年に追加で500万ドルを調達し、CEOが交代すると、Elloはアーティストとクリエイターに焦点を当て始めた。

買収

  • 2018年3月、ElloはTalenthouseにひそかに買収され、その後Talenthouseのデザインコンテストを宣伝し始めた。

創業者たちの離脱

  • 2018年9月、Elloに残っていた共同創業者たちは会社を去り、その後のElloの運営はもはや創業者たちのビジョンに従うものではなくなった。

あなたこそが商品だった

  • Elloは、創業者たちの理想や公益法人としての約束にもかかわらず、最終的には広告を販売し、ユーザーデータを第三者に売却した。
  • Elloはユーザーへの通知なしに売却され、最終的には何の通知も対応の機会もないままサービス終了となった。

GN⁺の見解

  • Elloの失敗は、ベンチャー資本からの圧力と成長追求が理想的な価値観と衝突したときに起こりうる問題を示している。
  • ソーシャルネットワークの実験は重要だが、持続可能なビジネスモデルなしでは長期的な成功が難しいことを証明している。
  • Elloの物語は、クリエイターとユーザーコミュニティのためのオンラインプラットフォームの重要性と、そうしたプラットフォームが直面しうる課題を理解する助けになる。

1件のコメント

 
GN⁺ 2024-01-19
Hacker Newsの意見
  • 優れていてバランスの取れた投稿

    • ベンチャーキャピタル(VC)の資金を受け、新しい価値を持つ技術を提供する実験は終わりに近づいている。
    • インターネットで収益を生み出せる技術ビジネスの範囲は狭く、残っている問題の大半を解決できていない。
    • サブスクリプション収益が常に逃げ道になる。
    • 独自の価値を持つビジネスは構築できるが、MicroSaaSの世界では競争が激しい。
    • X.comは、大規模にサブスクリプション収益モデルへの転換可能性を試した唯一にして最後の事例のように見える。
    • 創業者がこれを認識して受け入れるなら、否定的な見通しは前向きなものに変わりうる。
    • VCルートであれブートストラップ(自己資金)ルートであれ、成功したビジネスを運営する際に創業者が得られる金銭と時間はおおむね同じだ。
    • 資金支援を受ける大規模な事業機会は常に存在する。
    • 創業者にとって大切なものがあるなら、その目標に到達する道筋は、創業者のコントロール、忍耐、そして対価を支払う顧客基盤にある。
  • Ello初期の面接経験

    • Elloの初期段階で面接を受けた経験を共有している。
    • 面接プロセスにはコードテストが含まれていたが、能力を適切に評価するには不十分だと感じた。
    • Elloのアイデアは良かったが、実行面ではもっとできたはずだ。
    • 最終的にElloを離れた。
  • 創業者としての回復と再挑戦

    • 起業後に事業を畳み、再び始めることを考えている。
    • 潜在的な共同創業者との面会では、VC調達とブートストラップのどちらを好むかを初期の質問として投げかける。
    • この二つの道はプレッシャーと期待値が異なるため、事前に知っておく必要がある。
  • 個人的なソーシャルネットワークプロジェクト

    • 第一子が生まれたとき、個人向けブログシステムをオープンソースで開発し始めた。
    • それを完全に分散されたソーシャルネットワークへと発展させた。
    • ソフトウェアを無料で提供し、ネットワークを支配しないことで、ユーザーの信頼の問題を避けている。
    • 副業として進めているプロジェクトで、資金調達をしていないため、今も本業を持っている。
  • Blueskyの公益法人形態と資金調達

    • Blueskyも公益法人として800万ドルを調達したと述べている。
  • コミュニティの資金調達拒否

    • 外部資金を拒否するコミュニティの一員だ。
    • 外部からの影響を避けるため、外部資金を受け取らない。
    • 外部者の影響は破壊的になりうるため、実質的な利害関係を持つのはコミュニティの構成員だけだ。
  • 投資家資金とユーザー負担

    • 投資家から資金を受ければ、ユーザーがコストを負担しなければならない。
    • 利益の上限が明確でなければ、最終的にはユーザー搾取につながりかねない。
    • 寄付/任意サブスクリプションモデルを通じて、コミュニティ全体に適用される階層的な機能を提案している。
    • サービスの存続は、十分な人数が支援を続けるだけ満足できるサービスを提供できるかにかかっている。
  • ソーシャルメディアの理想と現実

    • 独立した反商業的なソーシャルメディアでさえ、自らの宣言に反している。
    • 企業がしばしば語る明るい未来への約束に懐疑的な見方を示している。
    • 成功した結果を示す事例について証拠があるのか知りたがっている。
  • 理想主義と現実主義

    • 理想主義者であるのはよいが、無礼な態度は望ましくない。
    • 個人的な痛快さを感じた後、この一文を読んで記事への見方が変わった。
  • ソーシャルネットワーキングのビジネスモデル問題

    • ソーシャルネットワーキングは悪いビジネスモデルかもしれないと示唆している。
    • みんなが使いたがる一方で、運営コストが高く、誰もお金を払いたがらないサービスだ。