2 ポイント 投稿者 GN⁺ 2024-04-28 | 1件のコメント | WhatsAppで共有

広告によるサイト品質低下のケーススタディ

  • 著者は、長年運営してきたサイドプロジェクトのサイト「Apportionment Calculator」に広告を載せることを決めた。
  • Apportionment Calculatorは、10年間にわたってGoogle検索結果の最上位を維持していた、シンプルで有用なサイトだった。

Googleの広告ポリシーによって生じた問題

  • Googleは、広告を掲載するにはサイトに大量のコンテンツが必要だと求めた。
  • しかし、コンテンツの質は重要ではなかった。
  • 著者はChatGPTを使って、歴史、詩、なぞなぞ、ブログなど、膨大な量のゴミコンテンツを生成した。
  • たとえばブログには、議員定数配分に執着するカップルとそのペットに関する、荒唐無稽な話が載っていた。
  • こうした過程を経て、ようやくGoogleはサイトでの広告掲載を許可した。

ケーススタディの結論

  • Googleの広告ポリシーは、サイトに膨大な量のゴミコンテンツを作らせるよう誘導している。
  • サイト運営者の立場では、有用なコンテンツよりも大量のコンテンツ生産に注力することになる。
  • 結果として、インターネットは広告と低品質コンテンツであふれるようになった。
  • 「ひとつのことをうまくやる(DOTADIW)」という原則に従っていた有用なサイトが、居場所を失いつつある。

GN⁺の意見

  • 広告収益モデルは、結局のところコンテンツの質を下げる結果を招いているように思えます。広告に依存しない収益モデルを考える必要がありそうです。

  • この問題を解決するには、ユーザーが自分の望むコンテンツに直接お金を払うサブスクリプション型モデルを導入するのも一つの方法になりそうです。SubstackやPatreonのようなサービスが代替案になり得るでしょう。

  • ChatGPTは非常に大きな可能性を持っていますが、これを悪用してゴミコンテンツを大量生産するために使われ得る点には警戒が必要です。AI倫理に関する社会的合意とガイドライン整備が急務に見えます。

  • コンテンツの検索とランキングにおいては、単純な量ではなく質を評価できるアルゴリズムの開発が必要に思えます。Googleも検索品質の改善に向けて継続的に努力すべきでしょう。

  • 最終的には、健全なインターネット生態系を築くために、クリエイターを支援し、良質なコンテンツが正当な報酬を得られる多様な収益構造を整える必要があるでしょう。広告中心の単線的なアプローチから離れ、創造的な代替案が生まれることを期待します。

1件のコメント

 
GN⁺ 2024-04-28
Hacker Newsの意見
  • ある開発者が運営コストを賄うために自分のウェブサイトに広告を追加しようとしたが、広告追加後にサイトの使い勝手が大きく低下した。これはGoogleのせいではなく、開発者自身の選択によるものだった。

  • ウェブサイトの利用文脈を考慮しない広告掲載は、ユーザー体験を損なう可能性がある。特定の作業を行うために訪れたユーザーは、広告に惑わされる可能性が低い。

  • ウェブの収益化モデルが広告に偏っているため、実際の作業を行うサイトは収益化に苦労している。代替となる収益モデルの整備が急務である。

  • Google検索結果の一部サイトは信頼できる情報源であるにもかかわらず、過剰な広告によって使い勝手が大きく損なわれている。

  • Google、Apple、Microsoftなどの巨大企業の独占的地位をけん制するため、時価総額上限制度の導入などの規制案が提示されている。

  • ウェブサイト運営者は、Buy Me A Coffee などの代替的な収益モデルを模索する必要がある。広告収益のみに依存するのが難しい場合は、サイト売却も検討に値する。

  • 広告ブロックプラグインを使わないと、ウェブコンテンツに対する広告の比率が高すぎて、ユーザー体験が大きく低下する。ウェブ生態系全体の問題として認識されている。

  • 広告掲載量を調整できるオプションがあるのかは不明である。収益は減っても、最低限の広告だけを表示するのが望ましいように見える。

  • 詩生成サイトでも同様の問題が発生している。Google Adsense の承認が下りず、アフィリエイトリンクの利用を検討中。