6 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-07-17 | 2件のコメント | WhatsAppで共有
  • Linuxが初めて 米国デスクトップ市場シェア5.03%を突破 し、歴史的な節目を達成
  • Windowsへの不満Steam Deckを起点としたゲーム経由の流入Linux自体の進化 が主な成長要因
  • プライバシーツールの利用ユーザーエージェントの偽装 などにより、実際のLinux利用者は統計より 多い可能性 がある
  • Chrome OSまで含めると「Linux系」シェアは7.74% にさらに拡大
  • オープンソースOSへの需要拡大により、ハードウェア対応の拡充とエコシステムの成長 が期待される

米国でLinuxデスクトップシェアが5%を突破

  • 2025年6月のStatCounter データによると、米国内の デスクトップOSにおけるLinuxシェアは5.03% に到達
  • 内訳は以下の通り:
    • Windows: 63.2%
    • OS X: 16.57%
    • macOS: 7.72%
    • Linux: 5.03%
    • Unknown: 4.76%
    • Chrome OS: 2.71%
  • Linuxが "Unknown" カテゴリまで追い抜いた 点は象徴的

Linuxユーザーが増えている理由

  • 1. Windowsの問題

    • Windows 10のサポート終了が目前 に迫り、ユーザーが代替を探している
    • 広告、プライバシー侵害、強制アップデート などにより、Microsoftへの不信感が広がっている
  • 2. ゲーム経由の新規流入

    • Steam Deck がLinuxベースのシステムとして普及に貢献
    • 新しいゲーマーがLinuxを体験し、使いやすさと柔軟性に満足 している
  • 3. Linux自体の進化

    • Ubuntu、Linux Mint などのUI/UX改善により、初心者でも使いやすく なっている
    • プライバシー保護機能 が強化されている
    • 古いハードウェアでも性能を発揮できるなど、経済的な代替手段 として注目されている
    • Wine、Proton などのツールにより、Windowsソフトウェアとの互換性も向上中

実際のシェアはさらに高い可能性

  • Webベースのユーザー統計には限界がある: Linuxユーザーはプライバシーツールで追跡を回避したり、ブラウザのユーザーエージェントを変更したりする
  • Unknownカテゴリの4.76% の一部もLinuxである可能性がある
  • Chrome OSもLinuxカーネルベース であり、これを含めると 「Linux系」シェアは7.74% に達する

Linuxの未来

  • デスクトップLinuxシェアの上昇ペース:
    • 1% → 2%: 約8年
    • 2% → 3%: 2.2年
    • 3% → 4%: 0.7年
    • 4% → 5%: わずか5カ月 (2024年2月 → 2025年6月)
  • 成長曲線が加速 しており、これはより多くの開発者とユーザーを呼び込む 好循環 につながる可能性がある
  • ハードウェアメーカーによるLinux対応拡大 が期待され、ドライバ問題なども徐々に解消へ向かう見通し

まとめ

  • Linuxの5%突破は単なる数値ではなく、ユーザーの選択肢の多様化とオープンソースエコシステムの拡大 を示す指標
  • より多くのユーザーがLinuxを選ぶようになるにつれ、Linuxの未来はこれまで以上に明るくなっている

2件のコメント

 
howudoin 2025-07-18

ほとんどウェブ閲覧しかしないから Chrome OS を入れたけど、めちゃくちゃ快適。

 
GN⁺ 2025-07-17
Hacker Newsの意見
  • 家でワークラップトップ以外のコンピューターを持っている人をほとんど見かけない。自分の周りの大半はすでにコンピューティングをスマホやタブレットに移していて、このデータはその部分をまったく反映していない。結局、Linuxデスクトップを使っていた技術系の人たちがそのまま使い続けている比率が増えただけかもしれない。デスクトップ全体の台数減少による比率上昇なら、そこまで喜ぶことでもない。Steam Deckの影響で上がっているのは間違いないが、これをLinuxデスクトップと呼ぶのは慎重であるべき。Androidのようにカーネルだけ使っているケースだからだ

    • Steam Deckは間違いなくLinuxデスクトップだ。Androidはカーネルが同じなだけで完全に別物だが、SteamOSはArchベースのLinuxディストリビューションだ。Steam Deckの「デスクトップモード」は読み取り専用システムや更新方式が違うにせよ、明らかにLinuxデスクトップだ

    • どの地域に住んでいるのか気になる。参考までに自分はヨーロッパの小国に住んでいて、GDPでは中位くらいだ。ここではほとんどの人が個人用PCかノートPCを持っていて、スマホやタブレットをよく使うのは小さい子どもくらい。成長するにつれてPCゲームのほうへ移ることが多かった。ゲームはほとんどPC、しかもWindows中心だ。昔は違法ダウンロードが合法だったせいか、その伝統がある。EUの規制で今はグレーゾーンだが、大きな問題にはなっていない雰囲気だ。Steam登場後は合法的にゲームを買う人が増えた。それでも価格はアメリカと同じかそれ以上なのに、給料は5分の1だ。「自分たちだけの特殊市場」と自嘲している。実際に処罰されるのはアップローダーだけだ。ドイツで弁護士がトレント利用者に罰金請求して大騒ぎしているのを見ると理解できない。こちらからすると過激すぎる。ここではたぶん弁護士もトレントを使っていると思う

    • 家族を訪ねたときもスマホとラップトップの両方を持っていったが、実際にはラップトップはほとんど使わなかった。一方で兄や甥たちはラップトップをよく使う。ゲームのためだけでなく、レポート作成などスマホではできない作業があるからだ

    • 市場シェアは相対的な概念であり、PC全体の台数が減ってもLinuxの比率が減らず、他のプラットフォームだけが影響を受けたのなら、それだけでも成果だと思う。たとえばLinuxが95%になったとしても、全体台数の論理で価値を下げるのは意味がない

    • うちの親はMS Excelでコンピューティングしていて、スマホやタブレットには興味がない。もしExcelOSのような、慣れ親しんだデスクトップExcel環境があれば移行できたかもしれないが、現実はそうではない。結局、自分は一生Windowsデスクトップのサポート担当だ。アプリ版ExcelやGoogle Sheetsを勧めても、「もう新しい技術は学びたくない」と言われる

  • e-wasteのリファービッシュ会社がLinux普及に役立っている。Windowsライセンス付きでは売れないので、同僚たちはUbuntuを、自分はLinux Mintを入れている。最終購入者がそのままLinuxを使い続けるかは分からないが、普及に一役買っていると思うと楽しい。うちのeBayリンク を置いておく

    • こうしたリファービッシュPCは主に高齢者や低所得層などのもとへ行くように思う。ゲーム用や企業用途ではWindowsのままだろうが、軽いWebブラウジング用ならLinuxでも十分満足できる。そもそも人々はコンピューター自体をあまり使わず、スマホへ移る傾向にある。実際、元恋人の家族はみんなコンピューターなしで暮らしているし、娘もほとんど使わない。開発者など実用目的がある人だけがLinuxを必要としていて、Windowsで強制される再起動のような不便さがLinuxへの移行を促していると感じる

    • 特に必要がない限り、大半の人はそのままLinuxの状態で使う。Webブラウジングさえ問題なくできればWindowsとの違いも分からず、気にも留めない。リファービッシュ作業はとても意味のある仕事だ

    • Linux MintのノートPCをeBayで売るときは「これはWindowsではなくLinuxです。嫌なら注文をキャンセルできます」と必ず案内するが、購入者は100%「はい、Linuxが欲しかったです」と返事してくる。隠れた需要があるのは明らかだ

    • Linuxデスクトップの長期ユーザーだが、中古リファービッシュノートPCが家に4台、新品ノートPCも3台ある。自分の場合は最新ハードウェアの性能が不要で、以前はLinux/BSDのサポートも古い機種のほうが良かったので、リファービッシュが最適だった。少ないお金で高級機を使える。ノートPCはハンドバッグのようなもので、状況に応じて何台も必要になる

    • WindowsライセンスはBIOSに保存されていて、再インストールすれば自動で有効化されるものだと思っていた

  • statscounterのデータ自体、信頼性が低いと思う。この会社が明らかにおかしなデータ(数か月にわたってClassic Mac OSが7%など)を放置しているのを見ても分かる。継続的に誤りがあるのに改善しない資料を、どうして額面どおり信じなければならないのか分からない

    • CloudflareのOS市場シェア統計もあり、こちらのほうが信頼できると感じる。アメリカ国内のLinuxデスクトップ市場シェアは4.4%と出ている。夏休みシーズンなど季節変動の影響もあると思うが、実際の成長も存在する。Cloudflare radarリンク

    • analytics.usa.govも言及する価値がある。2025年時点でLinux OSの訪問者比率は5.7%で、2024年の4.5%から増えている。もちろん米政府サイトの訪問データなので一般的なアメリカ人とは異なる可能性はあるが、ひとつの指標として参考にはなる。関連コメント 参照

    • Linuxユーザーは広告ブロッカーの利用率が高く、statcounterはサードパーティJSタグに依存しているので信頼性に疑問がある。人々がリファービッシュLinux PCをWindowsだと思って使っているという話には驚くし、自分の経験ではUIが違うのでたいていすぐ気づいて不便に感じる。全体としてこのフォーラムはいわゆる「LARPing」が蔓延していて、現実味を疑う

    • なぜOS XとmacOSを合算しないのか疑問だ。ここ数か月で3.5%も変動しているのは実際の配布数値ではないだろう。この誤差範囲では、5%という数字自体にも大きな意味はない。AppleはOS名をmacOSに変えたが、SafariのUAにはいまだに「Mac OS X」しか出てこない。新しい「macOS」カテゴリの出所が気になる。文書があるなら探してみたい気もするが、そこまでしたくはない

    • OS Xの数値は同じ期間に減っている。AppleがMacOSに名前だけ変えたように見える。レポート方式の変更かもしれない

  • アメリカ政府のWebサイト訪問者におけるLinux比率を別に見ると、直近30日で6%、2025年累計で5.7%、2024年は4.5%だ。この統計ではiOS/Androidも「OS」として集計されるため、全体比率ではWindowsが32%しかない。Linuxデスクトップだけに限れば、6%より少し高いかもしれない。analytics.usa.gov 参照

  • 自分も長年macOSとArchベースのLinuxを併用している。問題はゲームだ。Linuxでもある程度は遊べるが、Battle.netやOriginのようなサードパーティランチャーは嫌いだ。Protonのバージョン選び(いわゆる「Protonガチャ」)は面倒だが、自分は耐えられる。だが妻はそうではないので、結局家にはWindowsも必ず残している。最近Windows 11をQEMUで入れてみたが、本当にひどかった。スタートメニューに広告が出るし、既定のブラウザや検索エンジンの設定も無視するし、スタートメニューバーを上部に置くこともできない。自分の願いは、A) Windows 8/10/11がもう少し失望させないこと、B) Linuxであらゆるゲームプラットフォームがサポートされること、C) macOSでのゲーム環境が高すぎないこと、この3つだ

    • 最近はGPUのおかげでクラウドPCゲーミングサービスが驚くほど安い。自分もboosteroidで月12ドルだけ払ってゲームしている。もしゲーミングPCを自分で買っていたら、その金額で7年分払えるし、その間ハードウェアアップグレードもできない。クラウドならハードウェアはどんどん良くなり、いつでも停止できる。多少の遅延はあるが、カジュアルプレイなら問題なく、インターネットさえ速ければ試す価値は十分ある

    • 自分はいまだにWindows 10を使っている。Flow Launcher(https://www.flowlauncher.com/) をショートカットキーに割り当てているので、スタートメニューはほとんど使わない。広告もない。Windows 11に移るならサードパーティ製タスクバーも調べる必要がありそうだ。自分がWindowsに残っている理由は、バッテリー管理の信頼性だ。1週間以内に20%以上放電しないという保証が必要だが、Linuxではそれができない。それに画面ロック中に再生/停止などのキーが効かないのも不便だ

    • Windows 11の不便さはHome版だからなおさらだ。Pro版ならほとんど無効化できる。たまに新しい面倒な機能が出ても大半はオフにできる。デスクトップではWSL2統合のおかげでLinux向けのグラフィカルアプリがCUDAまで使えて最高だ。ノートPCでは逆にLinux Mint + i3wmのような軽量環境のほうがずっと良い。一度慣れると従来型のデスクトップ環境には戻れない

  • この統計にはいろいろな要因が絡んでいると思う。1) デスクトップ内での相対シェアしか見えていないので、macOSはiPadOSに、Windowsはスマホにユーザーを奪われている可能性がある。2) ValveなどがLinux上のゲーム環境を劇的に改善し、自分も昔はゲームのためにデュアルブートが必須だったが、Steam Deckのおかげで再びLinuxに戻った。今ではゲームもLinuxでできるので選択肢が広がった。3) プライバシー意識が高まっており、Big Techが個人データをAI学習に使おうとしていることも影響している

    • これはデスクトップ統計なので、Windowsをまったく使わない人はここには含まれない。あくまでデスクトップOSを乗り換えた人だけが数値に反映される
  • 今朝も私的なTeamsミーティングがあったが、自分の個人端末は全部Linuxなので、WindowsとTeamsが入った仕事用ラップトップを用意した。会議前に起動したら、アップデートのインストールで2回再起動が必要になり、会議5分前になって結局LinuxデスクトップからTeamsのWeb版で入って何とか間に合わせた。Linuxのおかげで助かった。TeamsはOSやブラウザを選ばないのが利点だ。しかしWindows Updateの強制があまりにもひどい。最近は同僚たちも強制再起動への不満が多い。セキュリティ面で理解はできるが、Linuxという代替があって本当に助かる。5年前から家ではLinux専用で使っているが、自分の選択が正しかったことを確認し続けている。ゲームも必要なものは全部Linuxで動く

    • 以前はTeams for Linuxアプリがあったが、ただのElectronアプリなのにLinuxではやけにバグが多かった。MSがクロスプラットフォームフレームワークを使っておきながらこうなのを見ると、コードの移植性がどれほど低いか分かる

    • 自分も似たような経験がある。MacでTeamsを使っていたら、アップデート後に動かないTeamsアプリが2つも入った(「Teams」と「Teams new」)。幸い横にLinuxノートPCがあったのでWeb版で解決した。Microsoftがこの遅くて不安定なスタンドアロンアプリを何のために作っているのか疑問だ

    • 長期間使っていないコンピューターではこのパターンが繰り返される。毎日使っていれば問題ないが、6か月ほど放置すると「パッチの街」が広がる。ゲーム機も同じだ。普段使っているコンピューターなら10〜15秒でそのまま使える

    • Windowsラップトップを毎日使っているのか気になる

  • AIトレーニング用のWebスクレイピングボットがどんなOSとして集計されるのか気になる。もし比率5%のLinuxにそれが含まれているなら、意味合いが変わってくるかもしれない

    • こうした調査はどれも、できる限りボットを除外しようとしている。インターネットトラフィックの50%以上がボットなので、そうしないと結果そのものを解釈できないからだ

    • こういうLinuxシェアの記事は、実際のLinux普及状況とはほとんど無関係な可能性もある。昔、中国政府がWindowsの海賊版を強力に取り締まった後、PCベンダーがLinuxを載せて出荷していたが、家に持ち帰るとすぐ海賊版Windowsを再インストールする文化が広まったという実例がある。その時も実際のインストール利用率とは別に、出荷ベースだけが記事になっていた

    • 一般にボットのUser-Agentは自己申告するか、検出を避けるために一般的なUAへ偽装する。Webスクレイピング自体はAI以前からたいていLinux上で動いていたはずだ。自分はこの分野の専門家ではないので、より正確な経験があれば共有してほしい

    • OpenAIのボット識別ドキュメント では、ボットは特定のOSを示す必要すらない

    • 自動化はほぼすべてLinuxで行われる。99.99%はLinuxで、あとはBSDを使う例外がある程度だ

  • 最近ノートPCにArch / Gnomeを入れてみたら、Windows 11より3倍速い感覚だった。デスクトップではずっと前からLinuxを使っていたが、以前はノートPCだと電源管理の問題(ふたを閉じたときの挙動など)が気になってためらっていた。今回は全部ちゃんと動いている

    • Windows 11は特に遅い。ThinkPad Carbon X1に入れたが、起動時は何もできないレベルだし、copilotやO365などが走っていて余計に重い。プロセスとインストール済みソフトを何とか整理して、ようやく実用的になった

    • Linuxにもまだ課題は残っている。たとえばFrameworkフォーラムでは、Linuxユーザーからふたを閉じたときの問題や高いバッテリー消費などの報告がある(リンク: Community Threads)。Fedoraで使っているが、多少きめ細かな設定は必要だ

  • 10年単位で広く見ると、市場シェアのグラフは上下の振れが大きい。エラーバーもかなり大きいように見える

    • ある程度の臨界点が必要で、今はその水準に達したように思う。パワーユーザーや技術担当者が主に使う環境のままで維持されるのも望ましいことだ