4 ポイント 投稿者 spp00 2025-07-21 | まだコメントはありません。 | WhatsAppで共有

CloudflareやTwitchなどの海外CPは、韓国のネットワーク費用が10倍高いと述べています。これらの企業は、CSPを利用したりISPのAS内にサーバーを設置してISPないしCSPに帯域幅コストを支払う大多数の国内CPとは異なり、自前のASを運用し、ISPのトランジットを購入したりピアリングを行う会社です。韓国の通信大手3社は無償ピアリングに消極的で、有償ピアリングまたはトランジットの購入を求めていることで知られています。ところが、韓国の通信大手3社のB2Bサイトを見ると、トランジット商品はなく、専用線商品だけが紹介されています。

KTの場合はグローバルデータ( https://enterprise.kt.com/pd/P_PD_NW_GD_001.do )の商品でトランジットに言及されていますが、ひとまずこのサービスの本質は国際専用線のようです。ページ全体のニュアンスも専用線に関する説明のようで、ダウンロードできるグローバルデータ申込書の上部にあるタイトルは「国際専用回線/MPLS-VPN/国際放送回線サービス申込書」です。

LG U+( https://www.lguplus.com/biz )とSKB( https://biz.skbroadband.com/main.do )の法人向け商品サイトでは、トランジットに言及した商品を見つけることができません。

ひとまず韓国の通信事業者は、自社とBLPAなどを結ぶと無条件に自社の利用者とみなし、料金を支払うべき対象として見ているようです。法律も通信事業者に有利な形になっています。電気通信事業法の法規命令形式の行政規則である科学技術情報通信部告示第2020-23号第2条では、「法第2条第11号ただし書でいう付加通信役務とは、法第2条第11号本文の基幹通信役務を利用して、音声・データ・映像などの電子信号をその内容や形態を変更せずに送信または受信する電気通信サービスをいう。」とされています。Netflix-SKB訴訟の第一審でNetflixが敗れた決定的な理由がまさにこれです。現在、この訴訟は和解で終了しましたが。

参考までに、隣国日本のTier 2 ISPであるKDDIにはトランジット単独商品が存在します。https://biz.kddi.com/english/service/global-internet/ Tier 1であるNTTの場合は当然ながらトランジット専用商品が存在します。https://www.gin.ntt.net/products-services/global-ip-transit/

https://perplexity.ai/search/… Perplexityで検索してみたところ、専用線サービスはIPトランジット単独商品に比べて10倍以上高いそうです。Cloudflareなどの海外CPが韓国のネットワーク利用料は高いと訴えているのは、IPトランジット単独商品は販売せず、IPトランジットを含む専用線商品だけを販売しているからなのでしょうか?

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