1 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-11-23 | 1件のコメント | WhatsAppで共有
  • 米カリフォルニア州のある屋根裏部屋で見つかった1939年版『スーパーマン』第1号の原本がオークションで912万ドル(約700万ポンド)で販売され、コミック本の史上最高落札額記録を更新
  • 3人兄弟が母親の遺品を整理していたところ、新聞の山の下にあった箱の中から保存状態の非常に良い『スーパーマン』第1号を含む6冊のコミックを発見
  • オークションを主催したHeritage Auctionsはこれを「コミック収集の頂点」と表現し、CGCグレード9.0を獲得して従来の最高記録(8.5)を上回った
  • これまでの最高額は、1938年にスーパーマンが初登場したAction Comics No.1で、2023年に600万ドルで販売されていた
  • 今回の発見は家族の記憶と世代を超えた遺産の象徴として言及され、日常の中で忘れられていた過去の価値が再び明らかになった事例と評価

屋根裏での発見

  • 3人兄弟は昨年のクリスマスに北カリフォルニアにある母親の家の屋根裏を片づけていた際、新聞の山の下から箱を1つ発見
    • 箱の中には**『スーパーマン』第1号を含む6冊のコミック本**が入っており、クモの巣に覆われていた
  • 兄弟は数か月後にHeritage Auctionsへ連絡し、副社長のLon Allenが数日後にサンフランシスコを訪問
  • 兄弟は名前を公表しておらず、50〜60代と伝えられている
    • 母親は生前、「高価なコミック本を持っている」と話していたが、実際に見せたことはなかったという

保存状態と評価

  • 母親は世界恐慌と第二次世界大戦の間の時期に兄と一緒にこれらのコミックを購入したと伝えられている
  • 北カリフォルニアの涼しい気候が紙の保存に適しており、損傷を防いだとHeritage側は説明
    • Allenは「テキサスの屋根裏にあったなら傷んでいただろう」と述べた
  • CGC(Comics Guaranty Company)はこの『スーパーマン』第1号に10点満点中9.0点を付与
    • これは従来の最高グレード8.5点を上回る水準

オークション結果と記録

  • オークションはHeritage Auctionsで実施され、購入者プレミアム込みで912万ドルで落札
  • これにより『スーパーマン』第1号は歴代最高額のコミック本となった
  • これまでの記録は1938年発行のAction Comics No.1で、2023年に600万ドルで販売された

家族の回想と意味

  • 末っ子の兄弟はオークション会社の報道資料で、その箱は「屋根裏の奥に忘れられていた」と語った
    • 「人生の変化と喪失の中で生き抜くことが優先となり、コミックの箱は忘れられていたが、昨年のクリスマスに再び見つかった」と振り返った
  • 彼は「これは単なる古い紙とインクの話ではなく、記憶と家族、そして過去が再び私たちのもとに戻ってくる方法についての証言だ」と表現

文化的な象徴性

  • Heritage Auctionsは今回の事例を、『母が私のコミック本を捨てた』という古典的な物語の逆転として描写
  • 今回の発見は、世代を超えて保存された個人コレクションが歴史的価値へとつながり得ることを示す事例として注目されている

1件のコメント

 
GN⁺ 2025-11-23
Hacker Newsの反応
  • 男たちが900万ドルのコレクションを売ったあと、急に感情が爆発したようになるのが面白く感じられる
    • その言い回しをそのままパロディにして、最近はこういう文章がLLMが作ったプレスリリースみたいに感じると冗談を言っていた。「これは外注と怠慢、そして技術がプレスリリースをどう変えるかの証拠だ」と表現していた
    • 昔見たTVのセリフを思い出した。「お金が大事なんじゃない」「いや、お金で買えるもの全部が大事なんだ」という会話だった
    • 彼らにとって本当に家族や思い出の意味もあるのだろうが、結局のところ核心は900万ドルだと思う
    • もしそれがただの古いTV雑誌だったなら、本当に同じことを言っただろうかと思う
    • あまりにも感傷的な言い回しで、聞いていて胸やけがする
  • この話の背景をもう少し調べてみた。Heritage Auctionsのプレスリリースに詳しく載っている
    • HNでは、投稿する時間帯によって露出が変わる現象が面白いと触れられていた。関連議論はこちらで見られる
  • 以前、ダ・ヴィンチの作品かもしれない絵が見つかったことがあった。鑑定額は3万ドルだったが、本物と証明されれば100万ドルの価値になると言われていた。同じ物なのに
    • 先史時代の彫刻が昨日作られた彫刻より高い理由を考える。遺産(heritage) とは人為的に作れない価値だからだ。こうした希少性のおかげで、お金を入れても失いにくい「奇妙なアトラクター(strange attractor)」のような資産になる。不動産投資に近い考え方だ
    • 結局、**価値の核心は「証明」**にある。本物のダ・ヴィンチなら、投資として損をする確率はほとんどない。一方で真贋が不確かな作品は、単なる芸術的愛着か損失になりうる。たとえば Salvator Mundi は最初1200ドルで買われ、修復後に4億5000万ドルで売られた。狂った価格に見えるが、結果的には素晴らしい投資だった
    • Salvator Mundi の例のように、アート市場は結局専門家の評判に依存している。だから金属や宝石のように真贋判定が明確な資産のほうが、より合理的に感じられる
    • 単により多くの人がダ・ヴィンチを欲しがるから価格が上がるだけなのではないかと思う
    • お金の置き場を探す富裕層は増えているのに、有名芸術家の数はほぼ一定だ。結局これは閉鎖的な「名声のクラブ」のような構造だ
  • 「これは家族と記憶の証だ」という言葉が本気だったなら、なぜ見つけた途端に売ったのかと思う。販売文化が人をドラマの主人公のようにするという考えだ
    • 記事によると、兄弟は2024年に屋根裏で Superman #1 を含む6冊のコミックを発見し、数か月後にオークション会社へ連絡したという。つまり、すぐ売り払ったわけではない
    • おそらく900万ドルという人生が変わる額に対する感情的な表現にすぎず、文字どおり受け取る必要はなさそうだ
    • 最初の文には共感したが、2つ目の文はどういう意味か、もっと説明してほしいという反応もあった
  • このコミック本がナポレオンのダイヤモンドのブローチより2倍高いのは驚きだった。関連記事: ニューヨーク・タイムズへのリンク
    • ただ実際には「価値」が2倍なのではなく、単にその価格を支払う買い手がいたというだけだ。明日また売れば半額になるかもしれないし、2倍になるかもしれない
  • こういう場合、そのコミックを読むこともできないし、UV遮断もできない。自分は読めて、しかもUVを防げるカバーのほうが好みだ
    • 9.0グレードの重要コミックなら、読むなんてありえない。むしろ状態の悪い閲覧用コピーを別に買うほうがいいと思う
    • 違法だが zipcomic.com で読めるという。ただし著作権侵害サイトなので、DC Universe InfiniteやLibby、Hooplaのような合法的なプラットフォームを勧める
    • 窓にUVカットフィルムを貼るほうがいいという意見もあった
  • 子どもの頃、おもちゃをとても大事に保管していたのに、大学に行っている間に母が全部寄付してしまった。記事の中のお母さんとは正反対で、むなしい気持ちになる
  • こういう物がここまで高くなりうるのは興味深い。結局、「自分はこれを持っている」と言うためのものなのか、それとも投資目的なのか気になる。こうした価格が維持されるには文化的な関連性が続く必要がありそうだが、もしかしてこれを買って新しいスーパーマン企画でも進めようとしているのだろうかと思う
    • ただしアート市場は、必ずしも文化的関連性と比例しない。たとえば Seurat の Les Poseuses Ensemble は1億4900万ドルで売れたが、ほとんどの人はその作品を知らない。結局富裕層の投機市場
    • 少なくともこれはGenAIで作られたものではない確実さがあるので価値がある
    • こういうコレクターズアイテムは、今どきの暗号資産のアナログ版のようだ
    • 結局、金持ちが多すぎて、お金も多すぎるからこういう価格が成立しているのだと思う
    • HNでいつも出てくる荒唐無稽なバリュエーションに比べれば、これはむしろ驚くほどではないという
  • 記事の中のお母さんは、最初からこのコミックの潜在的価値を分かって買っていた点が興味深い
    • ha.comのプレスリリース によると、母親と叔父は最初は楽しむために買い、後になって価値があると知って息子たちに譲ったようだ
    • ただ、いつ、いくらで買ったのかが書かれておらず気になる。もしかすると当時としてもかなりの大きな投資だったのかもしれない
  • 1960年代初め、兄がコミックの山を読んでいる白黒写真がある。表紙は Spiderman #4 で、それを見て自分もいつか自分のコミックを集めようと決意した。だから今でも自分のコミックは全部保管してある
    • 80年代に野球カードを集めていた思い出がある。その頃コミックも欲しかったが、芝刈りで稼ぐお金では手が出なかった。X-Men #1 は60〜150ドル、Hulk #1 は60〜120ドルくらいだった。結局集められなかったが、今思えばあのときコミックに投資すべきだった
    • イギリスの友人がくれた Star Wars #1 の英国版を実家に置いていたが、数年前に取りに行ったらなくなっていた。今ではただの学術的な好奇心として残っている
    • 自分もコミックは全部保管しているが、eBayで見ると一番高いものでも40ドルくらいだった。どうやら80年代の子どもたちはみんな同じことを考えていたようだ