3 ポイント 投稿者 GN⁺ 2025-12-04 | 4件のコメント | WhatsAppで共有
  • Instagramは2026年2月から、米国内の全従業員を週5日オフィス勤務体制へ移行する
  • この施策は創造性と協働の強化を目指しており、競争激化の中で組織の機動力を高めるためのもの
  • 定例会議の縮小プロトタイプ中心の業務移行意思決定速度の向上など、組織文化の再編を含む
  • 従業員は必要に応じて在宅勤務が可能だが、基本原則は常時出社
  • モセリは、この変化がInstagramのイノベーションと実行力を高めることにつながると強調

2026年の全面出社方針

  • Instagramは2026年2月2日から、米国内で指定席がある従業員全員を対象に週5日オフィス勤務を実施
    • これはAdam Mosseriが共有した「Building a Winning Culture in 2026」という内部メモで通知
    • モセリは「直接対面したほうがよりクリエイティブで協働的だ」と述べ、パンデミック以前から同じ信念を持っていたと指摘
  • ニューヨークオフィスはスペース制約が解消されるまで全面出社を延期し、MPKキャンパスはMPK21からMPK22へ移転する予定
    • 通勤条件が良い従業員にはサンフランシスコのオフィスへ移る選択肢を提供
    • リモート勤務中の従業員は今回の方針の影響を受けない

会議の縮小と集中時間の確保

  • すべての定例会議は6か月ごとに一度全面的に取り止め、必要な場合のみ再登録
    • 不要な会議による速度低下を防ぐための施策
  • 1対1会議は隔週実施をデフォルトに変更し、集中業務時間(focus block)中の会議は辞退を推奨
  • モセリは「会議準備より製品開発により多くの時間を使ってほしい」と強調

プロトタイプ中心の業務移行

  • 製品概要はスライドではなくプロトタイプで提示するよう指示
    • プロトタイプはコンセプト検証と社会的反応の把握に有効だと説明
  • 戦略文書は最大3ページに制限し、会議の目的と論点を明確に提示する必要がある
  • 「プロトタイプをあまり頻繁に使っていない」と指摘し、実行志向の文化強化を求める

意思決定速度の向上

  • **DRI(Directly Responsible Individual)**ベースの公式な“アンブロッキングプロセス”を導入
    • 未決事項が数日以上遅延しないよう毎週優先順位レビュー会議を開催
    • モセリが直接参加し、欠席時は直属のリーダーに意思決定権限を委譲
  • この仕組みは決定遅延の最小化と実行力の強化を目指す

組織文化と今後の見通し

  • モセリは「2026年は2025年と同じくらい厳しい年になる」と述べつつ、チームの推進力と計画に対する期待を表明
  • この変化が創造性、大胆さ、職人気質を基盤にInstagramを発展させる契機になると述べた
  • Metaは本施策に関する公式コメントを拒否した

4件のコメント

 
reorio22 2025-12-06

管理者のスキル問題

 
coremaker 2025-12-04
  • リモート勤務は私自身の生産性を下げるわけではない
  • リモート勤務は、コラボレーションの分野で生産性向上に寄与する部分がごくわずかである
  • リモート勤務は、コミュニケーションのためにオフィス勤務に比べて会社がより多くのコストを使う
  • リモート勤務は、管理者が組織メンバーの勤務への集中度を確認・管理するのを難しくする

会社は、存在するリソース(組織メンバーを含む)から最小コストで最大利益を生み出すために常に努力しているため、
個人の判断とは多少の差があるかもしれない

 
coremaker 2025-12-04

追記

  • 管理者が組織メンバーの勤務への集中度を確認・管理するためには、より複雑で厳格かつプライバシーを侵害しかねない管理・セキュリティツールを導入する方向に進まざるを得ない
 
GN⁺ 2025-12-04
Hacker Newsの意見
  • 在宅勤務(WFH)が生産性を下げるという主張を見ると理解できない
    従業員がどこで働こうと、責任感がないならそれは場所の問題ではなく態度の問題
    私は複数の会社で働いてきたが、出張中でも自宅でも生産性は変わらなかった。スリランカの経済危機のさなかでも、停電に備えてモバイルバッテリーと全通信キャリアのSIMを用意していた
    結局重要なのは、自分で状況に責任を持ち、雇用主と相互の尊重を持つことだ
    人々を不快な環境に追い込めば、会社への反感が強まるだけだ。こうしたすべてが世界的に進む権威主義的な流れの延長線上にあるようで怖さを感じる

    • これは生産性の問題ではなく、労働統制の問題だ
      パンデミック時には「WFHで生産性が上がった」と言っていた会社が、今では逆にオフィス復帰を強要している
      在宅勤務は従業員に選択肢と競争力を与える。複数の会社に応募したり、副業をしたりもできる
      代えの利かない人材にはRTO(Return to Office)、代替可能な人材には海外アウトソーシングへ向かう構図だ
    • 生産性よりも管理者の統制感の喪失が核心だ
      1. 管理者は目の前で従業員が働いているのを見ないと安心できない
      2. RTOは「変化のための変化」にすぎず、実質的な効率向上はほとんどない
      3. 経営陣が何かやっているという見せかけのシグナルとして、一時的に従業員の士気を上げる効果があるだけだ
        私も会議文化の強い会社に勤めているが、こういう構造はどこも似たようなものだ
    • 結局はモチベーションの問題だ
      仕事に気を配れば結果は出るし、そうでなければオフィスにいても怠ける
    • 「従業員は信頼できない」と「みんなうまくやっている」の間の中間地点も存在する
      ある環境ではより生産的になれるかもしれない。だが『生産性』自体が偽の論点である可能性もある
      本当に必要なのは、より多くの生産性ではなく幸せな人生
    • あなたの勤勉さは素晴らしいが、誰もがそうできるわけではない
      集中力が弱い人は家では効率が落ちる
      ほとんどの経営陣は権威主義的というより無能な場合が多いと思う
      日本のManuscript Cafeのように、周囲に働いている人がいる環境が一部の人には助けになる
  • 「MPKからSFオフィスへ移動できる」という話は妙だ
    チームは別の場所にいるのに、見知らぬ人の隣で働くことに何の意味があるのかわからない

    • パンデミック以降、こうした疑問はずっと出ていた
      私も分散チームだったが、オフィスに一人で出社してZoom会議だけをやれというのは理にかなっていなかった
      結局、ルールが厳しくなる前に退職した。CEOは自分が毎日出社しているのだから皆もそうすべきだと言っていたが、それは自宅の近くに新しいオフィスを作ったおかげだった
    • パンデミック前は一つのオフィスに集まって協業していたが、今では分散チームがZoomで働いている
      オフィス復帰後も結局はビデオ会議ばかりだ。生産性などスライド上の数字遊びにすぎない
    • こうした方針は統制の幻想
      実際には「見せかけの勤務」が重要なだけで、本当の仕事の成果はそれほど重要ではない
      私はこういう大企業文化を避け、成果重視のリモート勤務を続けている
    • 最近のリーダーシップは、なぜそんなにAirPodsをつけてZoomをするのが理想的な働き方だと信じているのかわからない
    • 2024年に面接を受けたが、SFからMenlo Parkまで週4回出社しなければならないと言われて断った
  • 「Instagram代表、投資家の顔色をうかがいながら静かなリストラを進める」にタイトルを変えるべきだ

    • 結局、通勤が難しい従業員から先に辞めていく。育児、健康、社会生活などの理由で
      会社はそうした人の代わりに若く従順な人材へ置き換えようとしているように見える
    • 商業用不動産業界は泣くだろうが、正直涙は出ない
    • 今はAI中心の採用寒波なので、転職も簡単ではない
      IGは献身的な従業員だけを残したいのかもしれないし、リモート勤務に向かない人をふるい落としたいのかもしれない
  • パンデミック以降、RTOにもっと強く抵抗できなかったのが残念だ
    WFHは住居費と通勤費の問題を和らげるほぼ唯一の解決策だった

    • だが、こうした変化を止めるには労働者同士の協力が必要だ
      みんなで動かなければ何の力にもならない
    • さらに、RTO命令が景気後退と採用寒波の時期と重なったため、拒否すれば長期失業のリスクがあった
  • パンデミック前のMetaでも、「結果さえ出せばどこで働いても構わない」という雰囲気だった
    会議室も足りず、オープンフロアはうるさかったので、皆ばらばらに働いていた
    今のRTOは事実上のソフト解雇

    • 最近の米国ビッグテックは、政治的な空気に合わせて多様性やワークライフバランスのような価値を捨てつつある
      トランプ支持層への顔色うかがいのように見える
  • 経営陣は昔のスタートアップ時代の感覚を取り戻そうとしているようだ
    だが今の従業員はすでに大企業文化に染まっている
    創造的な爆発を期待するには遅すぎる

  • 「集中時間を増やすために会議を減らそう」と言いながら、同時に「オフィスへ戻れ」と言うのは矛盾している
    オープンフロアなら本当の集中は家のほうがしやすい

    • 昔はインターンでさえ個室があった。ドアを閉めて集中することも、開けて会話することもできた
      今はキュービクル、オープンフロア、そしてクラウド管理パネルをクリックするだけで、技術的な面白さが失われた
  • 週5日出社は非効率だ
    私も完全リモートだが、たまには人と顔を合わせるのは良い
    週2〜3日出社が最も理想的だ。世界中に分散したチームとビデオ会議ばかりするのはさらに不合理だ

    • 週5日出社は監視レベルの統制
      人には生活の余裕が必要だ。週2〜3日が現実的なバランスポイントだ
      5日強制は結局人材プールを狭め、切羽詰まった人だけを残すことになる
  • 記事のタイトルだけを見ると全従業員がオフィスへ戻らなければならないように見えるが、
    実際にはリモート採用された従業員は例外だ。既存のオフィス勤務者にだけ適用される

    • だがこれは段階的な圧力戦略
      1. 新規のリモート採用を停止
      2. 既存のオフィス勤務者を復帰させる
      3. オフィス近くに住むリモート従業員を復帰させる
        結局は全面復帰につながるだろう
    • 私はパンデミック前からリモート勤務なので例外だが、正直オフィスのほうが生産的かもしれない
      それでも自律性のほうがはるかに重要だ
  • うちの会社は週3日のWFH契約を新たに結んだ
    スペースも足りず、全員出社は不可能だ。ヨーロッパなので解雇も簡単ではない
    実際には週1回しか行かない。チームメンバーは全員別の国にいるので、わざわざ行く理由がない

    • だが米国のMeta社員は給与が2〜3倍なので、ヨーロッパ式の福利厚生より金を選ぶかもしれない
      結局は報酬構造が違う
    • 「WFH契約を結んだのに守っていない」と言う人もいる