8 ポイント 投稿者 GN⁺ 2023-12-27 | 1件のコメント | WhatsAppで共有

ModernaのmRNAがんワクチン、想定以上に効果的

  • ModernaとMerckが開発中のmRNAベースのがんワクチンであるmRNA-4157(V940)は、高リスクの黒色腫を切除した人を対象としている。
  • このワクチンは、最大34個の「ネオアンチゲン」を作るよう体に指示することで、免疫系が新たながん細胞を迅速に識別して攻撃できるよう備えさせる。
  • ワクチンは、各投与対象者のがん細胞にのみ存在するタンパク質に関する指示を含むように個別化されて提供される。

新たな研究結果

  • 進行中の第2b相KEYNOTE-942試験で、ModernaとMerckは、Keytrudaと併用したがんワクチンの効果をKeytruda単独と比較した。
  • 2022年には、この併用療法が高リスク患者の再発または死亡リスクを治療後2年間で44%低下させたと報告された。
  • 最近の発表によると、両方の治療を受けた人は、Keytrudaのみを受けたグループと比べて、治療後平均3年時点で再発または死亡のリスクが49%低く、遠隔転移または死亡のリスクは62%低かった。

今後の見通し

  • KEYNOTE-942試験は参加者157人と比較的小規模だが、ModernaとMerckは、1,000人超の高リスク黒色腫患者を含む第3相試験をすでに開始している。
  • 両社は黒色腫だけでなく、非小細胞肺がん患者を対象とした第3相試験も開始した。
  • 試験が順調に進めば、この個別化治療は患者に迅速に届けられることが期待されており、一部の国では2025年までに迅速承認を通じて製品が発売される可能性がある。

GN⁺の見解

  • ModernaのmRNAがんワクチンは、既存の黒色腫治療法と比べて大幅な改善を示しており、再発および死亡リスクを大きく低下させることが示された。
  • このワクチンは、個々のがん細胞に特化したネオアンチゲンを標的とすることで、免疫系によるがん細胞の認識能力を高める革新的なアプローチを採用している。
  • この研究は、mRNA技術ががん治療分野でも重要な役割を果たし得ることを示しており、今後のがん治療のパラダイムを変える可能性を持っている。

1件のコメント

 
GN⁺ 2023-12-27
Hacker Newsの意見
  • 過去にmRNAがんワクチンが臨床試験を通過できなかったのは、効果がなかったからではなく、副作用が深刻だったためである。時間の経過とともにmRNAワクチンの副作用は徐々に減少しているが、このワクチンの真の効果は第3相臨床試験で明らかになるだろう。
  • このワクチンが期待どおりの効果を持つなら、理想的な世界ではモデルナが世界各国から大規模な資金を集め、詳細を公開し、すべての特許を放棄して、世界中で生産可能となり、誰もが安価に治療を受けられるようになるはずである。
  • mRNAベースのプラットフォームとあわせて、なぜ従来のタンパク質ベースのプラットフォームが試されていないのかは重要な問いである。
  • これを「ワクチン」と呼ぶのが適切なのか疑問であり、遺伝子治療や免疫療法などのほうが、実際に行っていることに近い表現かもしれない。また、市場に出た場合に人々が定期的な再治療を必要とするのか、どのような人が恩恵を受けられるのかという点も興味深いところである。
  • 見出しはクリックベイトに近い。話題はがんワクチンではなく、皮膚がんワクチンである。
  • 自分の健康を任せる最後の会社だと思う。この種の記事がしばしばホームページに載る。
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  • ワクチンを毎月サブスクのように受けなければならないのか、それとももっと長く持続するのかという疑問がある。